Stream Side Cafe

車中泊をしながらの渓流のフライフィッシング

だるまさんに会いに

2015-12-28 23:45:26 | 日記
年内の仕事・忘年会を終えた週末、妻から「だるま夕日」を見に行こうと誘われ、先ずは松山へ。

決めたのが遅くJMCは午後便しか取れなかったため、松山空港から瀬戸内の「だるま夕日」を見るべくポイントへ直行するも、生憎の曇り空。アッサリと諦め、道後温泉へ。

二日目は、この時期の「だるま夕日」最高のポイントと言われる宿毛へ。
時間に余裕があるので、道後温泉と松山城で松山観光。

ちょっと余裕を持ち過ぎて、時間が足りるか足らないかギリギリ。
チョイととばして、夕日のショータイムに間に合うように、何とか宿毛のポイントに到着。

残念ながらこの日のお日さまが恥ずかしがり屋かイジワルしてるのか、海面の辺りに分厚い雲が。自然相手の事なので、翌日に期待するしか術がなし。

四国旅行の最終日は、四万十川の沈下橋へ。
FFでのフィールドとは違う広々とした渓相だが、沈下橋の上から魚影を探してしまうのは悲しい性かな⁉︎

四万十川沿いに上流へレンタカーのハンドルを向け宇和島へ。ランチは北海道のTさんお勧めの「ほづみ亭」名物の「太刀巻ちりめん丼」。
「うんまい!」の一言。毎週でも食べたいくらい。

四国旅行の最後の行き先は、松山市北部のだるま夕日で有名な海岸。
ショータイム開演の半時間ほど前に到着すると、既に三脚を立ててスタンバイ充分なカメラファンの方々の雄姿。

口々に「今日はいけるで!」との会話も聞こえてきて、ワクワク感は高まる一方。
しかし、今日の夕日も恥ずかしがり屋さん。水平線に広がる雲の中に、オレンジ色に染まったボディを隠して・・・四国でのだるま夕日は3連敗。

不思議と口惜しい感じは全くなく、今年の旅を締めくくりました。
拙いブログにおつきあいいただき、ありがとうございます。来年も、引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

江戸から155里

2015-12-20 18:38:40 | 日記
車とは違う視線、「旅してる」って感じ、そして爽快さが実感できるので、すっかりサイクリングにはまってしまった私。
牡蠣が大好きなので、3回目の今回は近場ながらも牡蠣が味わえる播磨シーサイドロードを選択。

たつの市の道の駅までハイエースでトランポし、播磨灘の朝焼けに見送られスタート。

相生市に入ると牡蠣の看板が目立つようになり目がくらみそうになるが、時間が早くて開店は未だ。

赤穂市に向けてこぎ進むと、高取峠が待ち受けている。
今回の播磨シーサイドロードは国道250号線の別名だが、赤穂浪士が江戸まで歩んだ道。300年前の浪士達の熱き想いに胸を馳せながらペダルをこいでいると、峠の登りもいつもとは一味違う。これも車旅では感じ取れない、サイクリングの良さかな?

そんな事を感じながら、高取峠を下り赤穂市へ。早速、赤穂城跡にある大石神社に参拝。

心の想いが叶う「心願鈴」を鳴らし、家内安全・無事故のサイクリングを祈り、一路ハンドルを岡山県境に向ける。

赤穂市から一路、兵庫県と岡山県の県境に向けてこぎ進むと、福浦峠が待ち受けている。
しまなみ海道の橋への登りもきつかったが、短距離。浜名湖一周コースは峠なし。それに比べて今回は、峠が2箇所。
初めての峠らしい峠にヒーコラ言いながら、何とか県境の峠の頂上へ。

しまなみ海道の時もそうだったけど、自転車で県境を越えるのって、車の場合とは大違いの感じがして、何となく「国境(くにざかい)」を超えたって感じがするのは初心者だからかな?

しんどかった峠の登りとは逆に、下りの爽快さって最高。水戸黄門のテーマソング「人生楽ありゃ苦もあるさ♫」を口ずさみながら、一路「日生(ひなせ)」に向けて快走。
小豆島へ渡る連絡船埠頭で時間を見ると、ランチタイム。

調子が良ければ15km先の「日本のエーゲ海」と言われる牛窓までと考えてたけど、日生のB級グルメのカキオコの銘店は並ばなければならないだろうから、ここが思案のシドコロ。
なんだけど、美味しいものに弱い私は、躊躇することなく、カキオコを選択。

やっぱり並んだけれど、何度来ても美味しい!
今では日生の町おこしにアチコチの店でカキオコの名称を使ってるけど、「ほり」で始まった名称。焼き方のオバサマ達も、相も変わらず手際よく元気そう。これなら私が来れるうちは大丈夫だなと、妙なトコロに安心しながらカキオコに舌鼓。

カキオコを食べ終えると14:00。今回は一周コースではなくUターンするので時間が読めるけれど、難所の峠が2箇所あるのと、往路と復路とでは残る体力に差があるし、冬の日没は早いし、「こりゃ、頑張らないと」と、気を引き締め直して午後の部をスタート。
峠の頂上での休憩もしながらも、播磨灘の夕焼けに迎えられ何とかゴール。

この日の宿泊場所の道の駅「あいおい白龍城(ペーロン城)」には温泉もレストランも併設されており、ハイエースを動かさなくていいので、お風呂上がりの生ビールで、播磨灘シーサイドロードに乾杯。(写真は翌朝撮影)

爆睡した明くる日は、今回の旅の目的の一つ「自転車御守り」をいただきに、たつの市室津の賀茂神社へ。
平清盛も参拝したという由緒正しき神社にて、家内安全と自転車旅の無事故を祈願。

残る最終目的の牡蠣三昧ランチをいただき、今回の自転車旅の目的は全て達成。

朝方は冷えたものの、好天に恵まれた初冬の播磨路を満喫。
さぁ、次はどっちだ⁉︎

遠州グルメ

2015-12-14 12:43:27 | 日記
ハマイチを走った翌日の日曜日。御前崎付近の太平洋岸自転車道(パシフィック サイクリングロード)を一部だけ走って、遠州灘の雰囲気を味わおうと考えていたけれど、道の駅で目覚めれば雨。ゆるゆるサイクリストの私は直ぐに諦め、遠州灘グルメツアーに変更。
先ずは、袋井市の「たまごふわふわ」。弥次喜多道中膝栗毛の話にも登場した由緒正しき伝統食。「うんまい!」
次は、静岡おでん。真っ暗な出し汁で煮込まれたおでんの具に、合わせ味噌をかけ、最後に鰹と青のりの振りかけをぱらぱらと。これまた「うんまい!」
ラストを飾るのは、私の中ではマイNo1の鰻の店「石橋」 他にはない一本焼きの豪快さに加えて、微妙な焼き加減、秘伝のタレの味と言い、言うことなし。

知らない街をサイクリングで巡り、その街の美味しいものをいただく。
良い趣味に巡り合えて、幸せ!


ハマイチ

2015-12-14 00:14:55 | 日記
先週のしまなみ海道でサイクリングの楽しさに目覚め、寒風が吹きすさぶ前にもう1本と選択したのは「ハマイチ」
浜名湖一周の事を、略してハマイチ。琵琶湖はビワイチ。淡路島一周はアワイチ。佐渡ヶ島一周がサドイチ。ビワイチとアワイチが150km。サドイチが180kmと、最もロングライド。
閑話休題。
東名高速/浜名湖SA付近から左回りにスタート。スタート直後の西側湖岸沿いは、風情のある風景の中を快走。
アサリの捕獲制限って初めて。潮干狩りシーズンにはたくさんの人で賑わいそうだけど、閑散としてる初冬の今の方が良さ気な感じ。
正に「湖面が直ぐそこ」なのは雰囲気が味わえて良いけれど、路面のあちこちに貝殻がたくさん落ちていて、パンクしやしないかとヒヤヒヤ。
ダイダラボッチ伝説のある浜名湖唯一の島の礫島を見ながら休憩していたら、潮風の香りが。浜名湖が太平洋とつながっているのを実感。
遠州灘付近で新幹線の鉄橋とサイクリングコースが併走。「鉄ちゃん」ではないけれど、休憩がてら新幹線とのツーショットをパチリ。
折り返し地点の弁天島で記念撮影を終えたら、半分を超えた安心感からか、お腹がグー。
コースを外れるけれど浜松B級グルメの浜松餃子を食べるために「浅草軒先分店」へ。
並ばなければならなかったけれど、噂にたがわず美味しさ。
餃子だけのつもりが、他のお客さんがみんなラーメンも頼むもんだから頼んでみたら、ラーメンも餃子に負けず劣らず美味しかった。
ランチ後のコースは浜名湖の東岸。サイクリング専用ロードも整備され、車との接触はないので安心。
浜名湖のサイクリングコース、行政がアピールしてる割には、迷うこと必至。
看板はアチコチにあるんだけれど、現在地が書かれてないので、土地勘のない者には分からない。交差点に来る度にガイドマップを取り出し確認。

と、言いながらも、快適な湖岸のサイクリングコースを快走し、舘山寺温泉に到着。
コースの75%を走り終え、浮御堂を見ながらホッと一息。
スタートが遅かったものだから、日没タイムに追われながらも残るコースを走り終え、62.6kmのハマイチコースを走破。
サイクリングの楽しさ・充実感を再び味わせてくれた浜名湖に感謝。

さぁ、明日はどっちだ⁉︎ ウン?明日って?

500マイルの冒険旅行 (後編/しまなみ海道サイクリング)

2015-12-06 23:15:33 | 日記
風も予報通りに治ったので、尾道駅前からワクワクドキドキ感を感じながら「しまなみチャレンジ」スタート。
先ずは、最初の島「向島」へ渡船で。向島へは自転車が走れる道路がないため渡船利用。10分もかからない船旅の後、本格的にサイクリングスタート。サイクリングコースの全長は70km。今日の目的地の今治駅までは80km。

全ての島とも同じだが、道路には距離が書かれたブルーラインや標識が分かりやすく設置されており、道に迷う事はまず考えられない。


先ずは、因島大橋へ。

しまなみ海道サイクリングの最大の難敵は、6個ある橋への上り。全ての橋ともに上りの斜度は3%

橋の高さによって長さは変わるが斜度は共通。これが結構きつい。何とか漕ぎ上がってやれやれと思えば、次は橋の上の風。
それじゃぁ、辛いことばかり? トンデモない!
瀬戸内の風景、気持ちの良い汐風。変化のある素晴らしい風景が、サイクリストを和ませてくれる。本格的なサイクリングは初めてだが、こんなに楽しいとは思ってもみなかった。広島県と愛媛県の県境を越えた時は、何か国境を越える時の感じ。自分の力で進み、風を肌で感じるって、こんなに爽快だったんだ。



そして時々の買食い。


加えて、サイクリストに優しい心遣い。
コンビニも地元の方もWELCOMEの歓待。


しかし、橋への上りが後になってこたえてくる。今治への最後の橋の来島海峡大橋を下から見た時は大きなため息がでたが、最後だと思って乗りきれた。

そして、来島海峡大橋を渡りきれば、四国側のゴールのサンライズ糸山。

無事に、しまなみ海道サイクリングコース70kmを完走。

後は、最終目的地の今治駅までのラストラン。

途中で、今治B級グルメの「焼豚玉子飯」を食べる余裕も。これが、予想外に、メチャウマ!

と、言うのも、尾道駅まではサイクルバスを利用。前輪を外せば自転車も乗せてくれる。これは、楽チン!


道の駅でグッスリ寝た後は、尾道B級グルメの一方の旗頭「尾道焼」を、銘店の村上で味わってから帰宅の途に。

完走できるかどうか、ドキドキの初めての長距離サイクリング。不安も多かったけど、何故か走り始める前はワクワク感の方が強くて、本当に楽しい時間を過ごせて嬉しい限り。
我が家に帰れば、ちょうど500マイルの冒険旅行。

さぁ、次はどっちだ⁉︎