Stream Side Cafe

車中泊をしながらの渓流のフライフィッシング

用意は万全⁉︎

2016-04-23 18:58:09 | 日記
今週末は、昨シーズンに合わせ切れした尺上岩魚との再会を目論み、伯耆路へ。標高が上がると、今週も桜がお出迎え。

4月の目標の8寸オーバーの岩魚との出逢いを期待して渓へ。
良い風景があったので、写真を撮ろうとしたらバッテリー切れ(ーー;) スマホは渓には持ってこないと決めてるし、写真が撮れない。
えてしてこういう時って尺上が釣れるし「あちゃぁ~、眠たい目をこすりながらフライも補充して来たのにぃ~・・・」と嘆いてみても始まらないので、気持ちを切り替えてスタート。
岩魚君は機嫌良く出てくれるものの、先週のアマゴちゃんよりもサイズダウン(-。-;
大きなフライに変えても効果なし(・・;)
「尺上が釣れたらどうしよう?」なんて、全くの杞憂に終わっちゃいました(*^^*)
金曜日は、地下鉄におばあちゃんが乗ってこなかったからかなぁ~と嘆きながら、関金温泉の湯でカメラ不要の釣行を締めくくりました。(文字ばっかりで、すいません。)

さぁ、次はどっちだ⁉︎

桜吹雪きのその下で

2016-04-17 13:53:42 | 日記
今週末も、シーズンオフにネットで見つけて気になっていた紀伊半島の渓へ。先週と違って、今回は東側の三重県側からアプローチ。渓魚の看板が早くおいでよと招いてくれます。

一台づつ通行との看板に、徐行しながら吊橋を渡ると、桜が出迎えてくれます、

アプローチは違えど、今回も歩きます。登山道を歩き始めてすぐ、水平歩道のような鎖場が。

荒くれたルートかと思いきや、木道も設置され安全な登山道が続きます。

大物が潜んでいそうな大場所が視界に入ってきますが、渓へ降りるルートは未だ先。

吊橋を何ヶ所か渡り、登山道が河原になったポイントが現れたので、我慢できずに入渓。


いきなりの大場所が連続しますが、伝家の宝刀「スパークルダン」を投入しても反応なし。
エッサマンに抜かれているのかと不安がよぎります。案の定、竿抜けで今日初めてのちっちゃなアマゴ君が姿を見せてくれました。

その後も、30~40分毎に飽きない程度にアマゴ君が歓待してくれますが、サイズアップしないので、早目にランチタイム。

ザックに忍ばせているのは、超小型のバーナー。

スノーピークのコッヘルに、バーナーとガスがスタッキングでき、荷物がかさばりません。



荷物の軽量化に欠かせないのが、携帯用浄水器。これで重い水を多量に持たなくて済むようになりました。

メニューはいつものカップヌードル&お握り。食後のコーヒーも、萌え始めた新緑の渓で飲むと格別の味わい。

お昼を過ぎるとハッチもちらほらと。先シーズンから多用してるパラエルクを結び、流れに目をやるとライズが。折しも、渓を渡る風で山桜の花吹雪が。

フライが流芯を流れ始めたその瞬間、花吹雪の舞う中でアマゴがガボッと!
花筏にはなっていないけれど、ランディングしたアマゴは小さいけれど「日本に生まれて良かった!フライフィッシングをしてて良かった!」想い出に残る、至福のワンシーンでした。

山桜が映える新緑の山も、微笑んでくれてるような気がします。

その後も、パラエルクに飽きない程度にアマゴ君が出てくれます。




サイズは変わらないし帰路の事を考え、丁度「ツ抜け」となったところで早目に納竿。コーカーズのソールを履き替えてる間も、先程の花吹雪のワンシーンが脳裏をよぎります。尺上をランディングしたかのような満足感で、帰路の登山道へ。整備された登山道ですがアップダウンはあるものの、体は軽やか。

再び、何ヶ所か吊橋を渡ります。結構な高さがあります。高いのが嫌いな埼玉のYさんならパスするコースでしょうか?


名もない滝に見送られながら駐車場所へ。その後、台高の山並みが育んだ渓に感謝しながら、温泉で汗を流し、晩春のFFをフィニッシュ。

さぁ、次はどっちだ⁉︎


ワンキャスト・ワンフィッシュ

2016-04-10 06:51:17 | 日記
これから向かう雲上の山並み。満開の桜が出迎えてくれます。

先週末は久しぶりにFFに自転車を持ち込みましたが、今回は歩きます。

知ってる人にはプチ有名な「ポイント1434」の前を通過。久しぶりの山歩き、すぐに休憩タイム。身体がなまってますが、頑張って2時間テクテク。

太古の昔から手つかずの森、こんな森の中を目的の渓目指して歩いていきます。陽春を浴びながら歩いてるだけで、気持ちいい!

手つかずの森だけあって、苔の育ちも半端じゃない。苔の森と呼んでもおかしくないくらい。
かと言って、ジメジメしてる訳ではなく、明るくて爽やか。これまで歩いた森の中ではピカイチ!
私のコンデジでは、写真で感じを伝えられないのが残念至極。

さてさて、2時間歩いて辿り着いた渓は、春真っ盛りの陽を浴びて、水面がキラキラしてます。
パックロッドを繋ぎ、フライを結んで一投目。
早速「パコッ!」とアマゴが出てくれます。

次の落ち込みにフライをキャスティングすると、アマゴ特有の弾丸のようなスピードでフライを咥えにきます。透明感抜群なので、アマゴがダッシュしてくるのが全て見えるのでエキサイティング。

今シーズン、この渓に入ったのが私が初めてかのように、とにかく釣れ続けます。何年か振りの「ワンキャスト・ワンフィッシュ」状態。
やっぱり歩けば報われるのでしょうか?
それとも、先日の地下鉄で席を譲ってあげたおばあちゃんがFFの女神様だったのでしょうか?

写真のような落ち込みが連続してて川幅も広く、開けた河原で、フライフィッシングの醍醐味を満喫。

しかし、良いことずくめではなく、サイズが小ぶり。平均6寸、Max:7寸。しかも、この日のMaxは写真撮影前に敵前逃亡。
尺上とは言わないまでも、8寸のアマゴが出ないかと頑張りますが、次々とフライを咥えてくれるのですが、サイズアップは成らず。
しかし、放流物ではない、この渓特有の朱点のほとんどないアマゴ君達はハンサムボーイ揃い。
「ツ抜け」まではカウントしてましたが、その後は確かではないけど、30匹近くいったように思います。

往路は90% が下り。 と言うことは、帰路は90%が登り。往路が2時間かかったので、休憩を考えると、帰路は3時間コース。
シーズン最初の山歩きだったので、きつかったけど何とか辿り着いたゴールで振り返ると、夕焼けに染まり初めた山並みが見送ってくれてました。

さぁ、次はどっちだ⁉︎

九頭竜の春 おらが春

2016-04-03 17:36:12 | 日記
春本番の週末前夜、愛車への自転車積み込み完了。

釣行先を紀伊半島南部にしようかなと考えていたが、金曜日の地震の余震と北の方が天気が安定するとの予報だったので、例年より1ヶ月早いが、越前は九頭竜川水系へ愛車のハンドルを向け、大阪を出発。

桜の名所の足羽川の桜をチラ見しながら、九頭竜方面へ。冬場で荒れた県道の整備作業のため、入渓フィールドまでは一般車は入れないとの事前リサーチ通り、通行止め。久しぶりに、タックルと共にMTBにまたがり、春の陽射しを受けてスタート。

車ならアクセル踏むだけだけど、そうはいかない自転車なので、登り坂に汗をカキカキ、白山にむかってヒーコラヒーコラ。実は、大雪で壊れて復活したと聞いた有名な温泉まで行こうと考えてたが、休憩したポイントが良さげに思えたので早々に入渓。(途中でくじけたという言い方もできますが・・・)

ゆる~い流れにフライを漂わすと、可愛い岩魚がガボッと。陽が高くなるにつれ活性も上昇。餌釣りマンは入ってないのかなと思うほど、岩魚が愛嬌を振りまいてくれました。スリムだけど、小ぶりだけど、春の九頭竜川水系としては上出来。

夕刻が近づき陽が陰り、ヒンヤリし始めるに従い岩魚の活性も低下。イブニングを楽しむには時期が早いし、十分に春の九頭竜川水系を楽しめたので、早々に納竿し、ヌルっと感のある温泉でまったりと暖まり、道の駅「九頭竜」へ。今宵の宿泊地の道の駅、恐竜街道のアピール感が抜群。

この道の駅は越美北線(九頭竜線)の「九頭竜湖駅」も兼ねており、ローカル線のターミナル(終着駅)だけあって、旅の哀愁感も漂わせています。

翌日は奥越漁協管内でロッドを振ろうと九頭竜湖を渡るも、県道が崖崩れ・落石でクローズ。道路整備で通行止めなら自転車作戦も考えるけど、崖崩れでは無理なのでアッサリと諦め、大野市漁協の別の水系へ。ところが、こちらも通行止め。これはきっと、FFの神様に「帰りなさい」と言われてるに違いないと、満開の桜を愛でただけで、大野市のB級グルメ「SK丼」を食しに大野市内へ。

越前おろし蕎麦は知ってたし食べたけど、SK丼は初めて。大野市では、ある醤油メーカーの特製醤油を使ったカツ丼を「SK丼」と称してるとのこと。
味はと言うと「うまいっ!」伊那谷のソースカツ丼とも互角に勝負できる!初めてだけど、癖になる味。越前おろし蕎麦との相性も抜群。

美味しいSK丼で春の越前路の釣り旅を終えて・・・さぁ、次はどっちだ⁉︎