自民党総裁選で、議員票では岸田さんが一歩リードしているという。
確かに。
政治はファンタジーではないから、周りをよく見ずに、好き勝手に放言を放つような人を、首相にはさせられないのだ。
確かに、現自民党三役ほど、国民の世論を無視した三役はいなかった。
そのツケは今度の衆院選に、確実に回ってくることだろう。
(これが政治不信を演出して無投票を増やし、組織票で政治を牛耳ろうとする連立与党の策であることを見抜ける人は、わずかである。)
さて、ほかの候補たちは、好き勝手な放言をしているが、シングルペアレンツや、子だくさんの世帯が多い、今の連立与党相手の支持母体を考慮して発言をしているのは、岸田さんだけだ。
ある漫画に、「足下を見ろ、小僧。」とあったが、現執行部の足引っ張りを難なくかわせるほどの熱烈なファンが多いほかの候補は、次期選挙が危ないほかの同僚議員のことを思いやる必要がないのであろう(笑い)。
さて、今度の総裁選は、党内世論がいずれにあるかを確かめる結果となり、そしてその結果がマスコミに出て、国民がどういうリアクションをとるかで、結果が決まる決選投票になることだろう。
こんなこと、いけもとぐらいの年をとったじじばばには、火を見るより明らかなことなのであるが、一応、記しておく。