国民は国家に権威を求めているのではないだろうか?
かつて永井一郎さんが大学で講演に立った時に学生たちが私語をしていた。そこで永井さんが「馬鹿もん。」としかりつけたら、生意気盛りの学生が「波平に叱られた。」と喜んだそうだ。
そもそも権威のない人の言うことを誰が聞くだろうか?
だからいまだに村に困りごとが起きると、現在の代官所である役所や派出所に調停を求めに行く。
そんな中で、政治家が人気取りに砕けたポーズをとれば、逆に人気が失墜するのは当たり前といえよう。
そこらへんが、マスコミ露出等で、「私はやってます。」のアピールをする知事に人気が集まるゆえんなのかもしれない。
以上である。