目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

ボンボン、リーマン、苦労人。

2020-10-20 16:02:43 | しんぶんクロハタ並びに小黒金剛石
今日は上皇后陛下のお誕生日。
上皇后陛下の万年長寿をお祈りいたします。

さて、前の宰相はスローガン政治家だった。
単に、かけ声だけですべてが実現する。と考えているようなおめでたい頭の構造の持ち主だったようで、行政官。特に末端の人たちはさぞかし苦労したことだろう。

その番頭役だった現宰相は、メディアを通じて、自分は苦労人だった。と盛んにアピールしている。

田中の角さんのように、いい苦労人は下をねぎらうことを知っているが、悪い苦労人は、自分がここまで苦労したのだから、おまえたちも苦労せよ!

そう言って、自分の運の良さを棚に上げて、末端にとんでもない苦労を強いるのだから、下はたまったもんではない。

俗に言う、「労組上がりの重役ほど、ダメ平泣かせの重役はいない。」と言う格言がそれである。

今は公職を降りたので叩けない某政党設立者や某居酒屋チェーンの経営者も、その類いの人である。

これらの人たちのように、努力だけで立身出世ができる社会であったら、俗に言うネカフェ難民なんて人たちは、一人もいないであろう。

それがわからないから、身を粉にして働け! などと言えるのかもしれない。

身を粉にするから、その身が風に吹き飛んでどこかに言ってしまうだなんて、思いもよらないのが、この手の立身出世物語の人の発想なのだ。

さて、今日、苦労人宰相などと鳴り物入りでメディアが拍手喝采を送る菅義偉氏の所信表明演説があった。

前のボンボン宰相のように、シャボン玉のようにたくさんスローガンをでっち上げては、直ちにパチンと割れてなくなるような所信表明にならないことを願うのみである。

以上である。



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