アベノミクスをどのように軟着陸させるつもりなのだろうか?
いくらアベ様独裁状態だったとはいえ、金融財政当局が、終着点も考えずに、こんな経済政策をとるはずがない。
ここでアベノミクスを整理してみよう。
お金を市場に垂れ流し、金回りをよくする。
その金で赤字国債を買ってばらまき政策の手助けをし、株式市場に流してゾンビ企業を救う。
そして最後に、規制緩和で、いい加減な目算で起業した起業家の息の根をつなぐ。
そしてこれらはバラバラなものではなく、みんな有機的につながっている。
これって人の体で例えましょう。
お金を血液だと考えます。
まずお金を市場に流して、血流量を増やして血の巡りをよくし、マイナス金利や株式投資で、うっ血を防いで末梢にいく血流を増やす。
そして、年金をぶった切って、児童手当を増やす。
つまり、古い細胞よ、さようなら~、新しい細胞よ、頑張れ!
こんな感じですね。
あほの私は、メタファーでは論じられますが、それの持つ経済的な意味や、体に例えると、どんな病気なのかわかりません。
造血系の疾患と、循環器系の疾患が同時に起こり、輸血して、末梢の血流をよくし、心臓を保護する。
そんな疾患でしょうか?
つまりアベノミクスは昔でいうところの、カンフルですか。
さて、心臓が元気を取り戻したら、カンフルの連チャン注射はいりませんね。ってか、そんなにカンフルを連投したら、患者さんは亡くなってしまいます。
さて、国はどんな重点育成産業を示して、内需拡大や貿易をしていくつもりなのでしょう?
その立案と執行のために、去年の冬に経産省は、幹部職員とアルバイトの中途採用募集を、華々しくネットでしていたようですが。
政府は新しい資本主義と令和版所得倍増計画を執行するそうですから。そろそろアベノミクスの終焉を見据えた家計計画を練った方がいいですよ。
親愛なる読者の皆様。