目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

倫理の高校学参を読んでみて。

2021-11-20 08:33:10 | いけてつ独り言
我々はケノン(空虚)の中を運動するアトム(原子)。
そのアトムとしての私がどんなものか知らないが、きっとモナド(単子)のようなものなのだろう。

モナドには窓がない。

ライプニッツの説を借りれば、モナドが勝手に動き回って、現実世界において、最適な結果をもたらすらしい。

予定調和というやつだ。

オブジェクト指向の考え方を借りてこよう。

私はオブジェクトである。
そして私の書いているブログを通じて、読者というオブジェクトにメッセージを送っている。

そして、私とは別に存在するオブジェクトが、私のメッセージで、いろいろな感想を持ち、何らかのリアクションを行うわけである。

が、いけもとのメッセージが、読者を変えることはできない。

なぜなら、オブジェクト同士は、メッセージを交換して何らかの動作を行わせることは可能であるが、お互いにオブジェクトの定義内容を書き換えることはできないからである。

まさに、モナドには窓がない。
それを如実に表しているといけもとは感じる。

さて、互いにメッセージを送り合って、何らかの動作を行わせることは可能であるが、書き換えることはできないのが、アトムやモナドの宿命だとしたら、人を変えようとする試みが、いかに無駄なものかよく理解できる。

イデオロギーを信奉して、自分や相手をよりマシな存在にしようする試みは無駄な努力なのだろうかと思った次第である。

バイブルの創世記第一章で、エロヒムが万物を甚だ良しと言っているのであるから、それにイチャモンを付けて、人を変えようとする試みは、傲慢極まりない試みなのであろう。

そんなことを思ったいけもとであった。


因果律、予定説。

2021-11-20 06:13:07 | しんぶんクロハタ並びに小黒金剛石
小室直樹氏が本に面白いことを書いている。

因果律の世界では、ある結果を求めるためには、それこそ将棋のように、一手一手の積み重ねが必要であるが、予定説の世界では、ゴールを設定すれば、何をしてもそのゴールに行き着くという。

我々日本人は、因果律の世界は慣れ親しんでいるが、どうも予定説というものは、理解に苦しむらしい。

キリスト教の考えで行けば、神が命の書とやらにその名前を書いたら、たとえその人がどんな悪事を働こうとも、凄まじい奇跡のオンパレードを行って、その人を救うそうだ。

その奇蹟のアクメが、イエスの十字架である。

とはいえ、私は悪行三昧を人に勧めているわけではないが。

んで、イエスを救い主と心で信じて、口で告白すれば救われるというが、それだって、予め、神が定めたことであるから、いくら神父や牧師そして信者が束になって祈ろうが、神が定めたことであるから、人がいくら頑張っても無駄である。

予定説の信仰に立ってしまえば、出てくる人生観はケ・セラ・セラである。

信仰という船に乗ってしまえば、何をどうしようが、川が海に流れ着くように、パラダイスという海にたどり着くのであるから、人はただ、安心立命に立って、日々を生きればいいわけだ。

たしかにそうだ。
何をしても死後の涅槃という絶対幸福にたどり着くのであるから、日常の四苦八苦など、とるに足らないことなのかもしれない。

そうそう、この世で一番優れた神学者はサタンであるそうだ。
ただサタンとその一味は、神学を救いのためではなく、信仰を破壊するために用いるそうだ。

信仰は深ければ、いくら口のうまいやつに言い負かされたって、改宗することはありえない。そんなわけで、人のうちに押しかけて人を本来の信仰から引き離す悪知識と呼ばれる連中は、サタンの氏子、魔の眷属なのであろう。

考えてみれば、産土の神が「氏子同士仲良くせい!」と仰せなのに、やれ、「某々教の信者はけしからん。」とか「隣の誰兵衛はけしからん。」などとやるのは、自分が産土の神に逆らう魔の氏子や眷属になったことを自分で自白しているようなものだ。

呵々。

そんなことを思った、いけもとであった。


人間の本性。

2021-11-18 15:47:58 | いけてつ独り言
愚かしいことに、馬鹿な大人は、よそ行きの仮面をかぶった子供が、素顔の子供だと誤解する。

そして素顔の顔で生きている子供を叱責したり打擲したりして、よそ行きの仮面をかぶって生きることを強制する。

もっと馬鹿な大人は、素顔の顔という仮面をつけて生きるように強制するから、なお困る。

困ったものだ。

最近は、仮面をかぶって飼い主に接するように矯正された犬猫がかかる神経症もあるそうだ。

そして人間のように毒まみれの食べ物を食べて、肝臓病や腎臓病、そしてがんに罹って死んでいく。

実に困ったものだ。

万物には本性がある。

どんな生き物も、本性のままに生きることが一番幸せなのではないだろうか?

が、悲しいかな、愚かな私には、人間の本性のままに生きることがどんなことなにか、想像することすらできないのである。


さーって、今日のいけもとさんは? R3.11.17.

2021-11-17 14:09:24 | 写真付きブログ
今日はお昼ごろにチャイムの音で目が覚めました。
何やら近所の信用金庫さんが営業周りで来たようですが、あいにく金欠のいけもと。
積立定期預金の件は、丁重にお断りしました。

営業の方、ごめんなさいね。
その代わり、光熱費等の払いものでお世話になってますから、許してね。

さて、将棋の日の今日、いけもとは昼飯前に、キボンヌサイクリングをしてきました。

館近くの図書館に回ってリサイクルブックを探し、さらにそこからもう一軒の図書館に回ってリサイクルブックを探してきました。

ゲットしたのは、精神分析の入門書と、ラカンの解説本。

なにゆえ精神分析の本をリサイクルしていたのかはわかりませんが。

実はサイクリング途中で、低血糖で気分が悪くなり、だましだまし館に戻ってきました。

そして老母と妹に、「飯も食わないで自転車の遠乗りをしたら、低血糖を起こすのは当たり前ではないか! 飯を食え!」と、叱られました。

が、それ以前になぜ彼女さんから頂いた糖分補給用の巾着から飴を取り出してなめなかったのかと、更に叱られました。

その話を彼女さんにしたら、きっと彼女さんも同じことを言うと思います。

さて、これが彼女さんが作ってくれた巾着です。


なんか今日は眠いです。

と、ここまで書いて、アメを舐めたら元気が出てきました。
おにぎりを3つ食べても、元気が出なかったのに。

そんなわけでございます。
以上、館から開局中のいけもと。



【独自】半導体を確保・政府審査で中国製品排除も…経済安保法案の概要判明

2021-11-14 07:06:38 | 時事ブログ
1.供給網の強靱化。
2.基幹インフラの機能維持。
3.特許の非公開化。
4.技術基盤の確保。

こんな経済政策が出ました。

特許の非公開化と技術基盤の確保はセットです。
特許を非公開化して、真似っ子真似ちゃんの息の根を止めて、特許使用料でたべて行こうとする腹です。

そして供給網の強靱化と基幹インフラ産業の維持。
供給網を強靱化しないと、去年あたりの生活用品買い占め運動になります。そして基幹インフラ産業を維持しないと、電気ガス水道、その他の生活インフラがストップしてしまいます。

そんなわけこんな訳で、生産と供給の盤石化。そして技術基盤の確保と特許の非公開化によって、内需拡大路線と、知財で食っていこう路線が明らかになりました。

この発表を受けての、今週以降の株価の推移が見物であります。

以上、いけもと。