COCORO便り

大阪市西区新町、四ツ橋・心斎橋近く こころ はり灸治療院。
スタッフでつづる「こころ」に残った出来事日記

がん治療の最新情報から改めて気付いたこと ②

2018年05月21日 | 健康

引き続きeクリニックセミナーから気づいたことについてお話します。

 

 

岡本先生の講演後半は

血行・内臓脂肪・腸内環境と治癒力との相関」

について学びました。

 

そして、改めて私たち鍼灸師の役割を考えさせられるとともに

なかなか効果が表れにくい患者さんの原因が腑に落ちる瞬間でもありました。

 

血液は全身をめぐっています。

「動脈硬化がある方は病気が治りにくい」

という事実があります。

薬は体内に入ると血液を通じて全身を巡ります。

しかし、血の巡りが悪い方は

薬が効きにくい。

副作用が大きい

などの問題が起こりがちだそうです。

 

中医学には「瘀血(おけつ)」という考え方があります。

瘀血とは血の巡りが滞っている状態を意味します。

治療を行う際、瘀血のある人はそれを改善させる漢方や鍼灸を行いながら治療を行います。

 

東洋医学には養生の概念があり、その体質に合わせ日ごろから体調をケアする考え方があり

西洋医学のように何かあったら対象する医療ではなく

今の日本の医学にも養生の概念を取り入れるべきだ!

ともおっしゃっていました。

 

血流を良くする

あたりまえの健康法ですが

あたりまえ過ぎて二の次になっていたりします。

あたりまえの事をまずしっかりしてこそ

治療効果に差が出るのかも知れません。

もちろん予防の観点からも

普段からやっていくことが大切だと改めて感じました。

 

秋セミナーは11月に開催されます。

それ以外にも定期的に新大阪のeクリニックにて

勉強会を開催していますので、ご自身の身体について是非学びにいってくださいね。

 

もちろん、血流を上げるためにも

鍼灸治療を受けたり

運動を心がけてみてはいかがでしょうか

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