BTS/リーダー/ラップ担当/RM
彼はかなりの読書家。
こうしてインスピレーションを
掻き立てているんだな。きっと。
彼の作る歌詞は色彩豊か。
それにしても。
なんて魅力的な唇なんでしょう。
顔相とか分からないけど、この厚い唇。
きっと彼は愛情深くそしてエロいに違いない。
←私的意見。
多分1年くらい前。
友達とランチの約束をした。
現地集合だったので、その店に
小一時早く到着して
私は読書をして待つ事にした。
やあ。
(余談だが彼女の最初の挨拶は
いつもコレだ。ずっとそうだ)
読み耽っていると
頭上から声が降ってきた。
見上げるとそこには友人の姿があった。
やあ。
(余談だがそんな彼女に対する
私の返しもいつもコレだ。これが私たちだ)
私も返事を返し、
読んでいた本を閉じてカバンにしまう。
相変わらずだね。
彼女は唐突に切り出す。
それに訝し気な顔をすると
私のカバンを指差して続ける。
読みかけの本なのに、
栞とかそんなのを挟まずに
バタンて閉じるよね。昔から。
続き、分からなくならない?
ああ。その事ね。
私はその事についてちょっと考えてから
答えをだす。
すぐ続き読んでもなかなかその世界に
入り込めないっていうか、忘れてることが
多いから、大体の検討つけて、
そのちょっと前から読むようにしてる。
脳を慣らすようにするため。かな。
ふーん。
まあ、私は(本を)読まない人だから
よく分かんないけど。その感覚。
てか、そんな動作(栞とか挟まない)
するから、実は読んでなんかいなくて、
格好つけているかと思ってた。昔から。
カッコつけ?
そう。私、読書してますよっていう
格好つけ。
え?笑あんた、
私が本好きだって知ってるじゃん。
そうなんだけどね。
なんていうか、店内で本を読む人って
格好つけてるようにしか見えなくて。私。
あー。成る程。成る程。
そっかー、気をつけよー。
その会話はこれで終わったが、
なんとなく心に残った話であった。
別に彼女は私を攻撃したわけでもない。
ただ彼女は思ったままを口にしただけ。
昔からの謎の答えを知りたくなっただけ。
でもなんとなくそれから後は、
外出先で本を読まなくなった。
店内で本を読んでいると
格好つけてるようにみえる。
これはきっと田舎あるある、
なのであろう。
小さな島はたまに息苦しい。
そんな彼のソロ曲。
打楽器だけのシンプルな音にのせて
冷静に淡々とラップ。
冒頭。「俺は自己啓発本が嫌いだ」
から始まる。
それにしても、彼の唇は本当にエ。。
←(やめとこう)