宇多田ヒカルが大好きだ。
特に「桜ドロップス」「Letters」
あたりはもう本当に好きすぎて
堪らない。飽きもせずに毎回、
追憶感や浄化されるような気持ち
になるのが良い。
詳しい話は良くわからないんだけど
音階やリズムが日本人の琴線に触れる
曲調らしいですね。そうしてやっぱり
宇多田ヒカルさんの
素敵な歌声も相乗効果なのでしょう。
表題の歌、「二時間だけのバカンス」
これは私たち世代の歌ではないだろうか。
(最後あたりは学生さんも登場か?
と思わせるが、主たるのは私たち成人に向けてと言ってもいいのではないか)
私は気に入りの歌が出来ると、
考察することやどっぷりその世界観に
浸かることが思春期時代からの
拗らせ習慣なのだが、
この曲は2番歌詞(椎名林檎ターン)
に仄かに不倫臭を漂わせる。
しかし、漂わせたなと思ったら
すぐにかき消されてしまう。
え?何どういうこと?ってなる。
総じて謎が深まる。
結果、
登場人物像が何人にもなり幾人かの
ショートストーリーを感じさせる構成。
どれにも自分を重ねられる。
ここから本題に入るのだが、
先の私の考察グセにより、
数日前から私は推し沼に完全に
どっぷり頭まで浸かってしまっている。
今までは足湯程度に楽しんでいたのに。
そんな自覚でいたのに。
推しであるBTSシュガ氏の
提供曲を聴いてしまった為に。
私は頭を何かでぶん殴られたような気になってる。末期。
ここ数日、ご飯を食べる気がしない。
中毒状態だ。
観なきゃよかった。日本語訳。
聴かなきゃよかった。提供曲。
とりわけ女性歌手に提供した曲たちが
切なくて申し分なくて好物すぎて。
シュガ氏の思考をヒリヒリ感じさせる。
きっかけは、自分が提供した曲を
客席で鑑賞しているシュガ氏の映像を
観たときだった。
その表情。その視線。これってなんなんだろう。不思議に思ったのが始まりだった。投影?過去?理想?想像?とにかく歌詞を解らねばな、と。
結果、完全沼落ちしましたよ。はい。
降参です。ただ今ワタクシは、
仕事帰りに家に直帰せず、
海辺まで車を走らせて、
スピーカーきら流れて漏れる
シュガ氏の世界観に浸っております。
お家ではダメなんです。
なんか駄目なんです。それと、
二時間のバカンスじゃなくて
小一時間のバカンスなんですけど。
こんな行動しちゃってる私。
ちょいと疲れてるのかもしれない。笑
己の問題は己で浄化する術が、コレであります。推し、万歳。