スローな生活 in富良野

富良野の陶芸家 恒枝直豆 
楽葉窯のブログです。
備前の土を富良野で焼きながら
マイペースに過ごしています。

ボタ作り

2011-10-19 | お仕事は陶芸
妻の作業は 主に「ボタ作り」

ボタとは薄い煎餅状の粘土の板のこと「煎餅」とも呼ばれています

このボタを皿などの上に置いて焼くと
ボタの上には木の灰がかからず 作品にコントラストができる
と言う道具

滋賀県の耐火度の違う粘土(縮み方が違う粘土)を使って作品とくっ付くにくくし
さらに粘土にワラ灰をまぶすことで さらにくっ付かないようにしています。



色の違う丸い跡にボタが置かれていたと言うこと
そのボタの下にワラをそのまま置くと ワラの煙を吸って朱色の線が付く

ってこんな感じに全部の作品がなってくれたらいいんだけど
そうはいかないのが陶芸の難しさ

薪ストーブ

2011-10-19 | 日記
いよいよ 秋の窯焚き用の窯詰め作業が始まりました
予定通りの日程です

昨日は富良野も寒く風も強い日で
秋の窯焚きには登場する薪ストーブが早くも登場
薪を投入する手間はかかりますが
薪のはぜる音と柔らかい暖かさ
つい 作業をとめてストーブに張り付いてしまいます

東京の個展前の11月中旬まで窯の側での作業が続きます