スローな生活 in富良野

富良野の陶芸家 恒枝直豆 
楽葉窯のブログです。
備前の土を富良野で焼きながら
マイペースに過ごしています。

案外 気持ちいいの?

2012-04-10 | さくら
最近 掃除機が新しくなった我が家 

掃除機に最近は「節電モード」なるものがある
なんでも ゴミを探知してなければ出力が小さくなるってことらしい

そして毛の長いブラシもついている 

掃除の時間 台の上で待機しているサクラ(モルモット ♂)は最近 季節の変わり目なのか
抜け毛が多くなってきている

・・・・サクラ 掃除機 あててみたらどうだろう?

という好奇心が湧いてきた

カメラのピントが合う時にでる「ピピッ」っていう機械音や
目覚まし時計のような「ピピピピッ」っていう高い音には
不快感を示すサクラですが
掃除機には 不快感を示さないし

と興味本位でやってみたら・・・・・・

キライじゃないみたい

ブラシをあてられているみたいで いい感じの顔をする

そして掃除機も節電モードなので最初は出力が低いのですが
サクラにあてると
出力は上がったり下がったり

掃除機もサクラも ちょっと面白い感じ

春の足音

2012-04-10 | 日記
まだまだ 雪の残る富良野ですが ようやく最高気温も8度と暖かく(?)なってきました

ふと窓の下に ふきのとう 発見

わかります?雪と家の壁の間のちょっと雪が融けてる所に黄緑色があるの

確実に春がもう少しのところまで来ているんですね


静寂

2012-04-08 | お仕事は陶芸
昨日の夕方6時過ぎに 春の窯焚き終了しました

それまでの 薪の爆ぜる音がなくなり
ビックリするくらい静かに
 
熱で膨張した窯が冷め始め 鈍い音を立てながらレンガの収縮が始まっていました
骨が折れるようなこもった鈍い音が時々するんですよ

毎回のことですが 
あの時の判断は良かったのか?
もう少し焚いておけば良かったのか
もう少し手前でやめておけば良かったのか
時間をかけずに焚ければ どうなったのか・・・・

窯を冷やしている間は つい いろいろ考えてしまいます

そんな時は汗を流して働くべしと
次回用の薪を運び入れるのですが
今回は 雪が多くてまだ次回の薪は雪の中 運び入れることは出来ず

粘土の調合か
作業場の移動か
いずれにせよ 今回はいろいろと 考えてしまいそうです

窯焚き5日目

2012-04-06 | お仕事は陶芸
もう 完全に間違い探しになってますね

さあ 昨日とどこが違うでしょう

答えは
窯の焚き口の上に黒い蓋が付きました=ここから定期的に薪を投入します。
ここはあくまで補助的な投入で 基本的には下の焚口で焚いています。
ここが登り窯と大きく違うところ。

登り窯だと 下の焚口は空気を入れる程度で閉じて、上の焚口から薪をまとめて入れて放置の繰り返しです。
つまり窯の酸素を一気に消費し煙を充満させて 作品を燻すように黒くしていくのですのが一般的な備前焼です

ウチの穴窯ではもっと赤い色を出したいので、下の焚口で焚くことで
酸素を十分与えながら薪を燃やすことが出来て、作品は燻されない=黒くならない
つまり降り積もった灰のグラデーションだけが残る訳です。

このグラデーションを崩さないように焼けるかどうかが 
明日の横からの焚き方で決まる訳です

助っ人のおじさんも来てくれたし 明日はがんばります




窯の中はオレンジ色


窯焚き4日目

2012-04-05 | お仕事は陶芸
また 同じような写真を掲載しています
ここまで来ると もう間違い探し的になってきましたね

昨日と比べると 焚き口がレンガ1丁分前へ(窯の壁と同じ場所)進んでいるのが分かるでしょうか

こうなると もうすぐそこに窯の炎がある状態
薪をいれた途端にバチバチと爆ぜる大きな音が響きます
窯の温度計は700度を超えてきました
火前は もう100度は高いんでしょう



昨日まで寒かった窯場も 窯からの放熱が始まり暖かくなってきました
 
屋外が寒いと 窯焚きの後半が丁度いい気温になってくれるんです

さあ明日は 窯の正面の蓋を開けて 上と下と両方で焚きます
中の器たちも オレンジ色になってるはず

さてそろそろ疲れが出始める頃
まあ のんびりいきます

窯焚き3日目

2012-04-04 | お仕事は陶芸
窯焚きも3日目

早朝5時に交代して 夜の交代が来る22時まで焚いてるのですが
ずっとやってると 疲れてしまうので

午前・午後と妻に数時間づつ焚いてもらってます

昨日とほぼ同じ画像ですが
焚口がレンガ1丁分 窯に近づいたのに気づく人は
窯を焚いたこののある人だけでしょう

窯の中の温度計は 現在500度付近

徐々に窯が暖かくなってきたので 併用していた薪ストーブは焚いてません

窯場の外は猛吹雪


強い風が吹くたびにドアの隙間から雪が舞い込んできます




窯焚き2日目

2012-04-03 | お仕事は陶芸
窯焚き2日目 

今日から薪を投入しています
窯の前に突き出た2丁のレンガからスタートです

最初から窯の正面の壁で焚くと 火が作品に近すぎて一気に温度が上がってしまうので
遠くからあぶるように焚きます

十分な酸素を入れながらの窯焚きは 煙突からの煙が無い状態で進みます

昨晩はガスでの温度管理1時間おきのチェックで結構 2日目って 眠いんですよね~

夜番をしてくれる友人が来る10時まで 眠らないようがんばりま~す 

春の窯焚き初日

2012-04-02 | お仕事は陶芸
春の窯焚きが今日から始まりました。

今日から6日間の予定です
見学の方はご自由に
最終日は4月7日(土)だけは原則 非公開にしてます(作業に追われて お相手できないので)

一番の見所は4月6日(金)で
この日は窯の中も1000度を超えてオレンジ色になった器も確認できるはず
それまでは のんびりと窯の前で過ごします

最終日は両サイドから焚く作業
この日の焚き方次第で器の景色も大きく変わる重大な日
この日だけは真剣に窯焚きです(=それまでは 真剣でないのは認めます)

さあ今回もいい作品が出てきますように

窯詰め完了

2012-04-01 | お仕事は陶芸
1週間の窯詰め作業が今日で終了(写真は朝の時のものです=終ってない)

明日から6日間の窯焚きに入ります

明日は窯の正面(カガミ)を閉じて火が入ります


外はまだ雪 気温も最低気温はマイナス8とか マイナス4とか

窯の前で体をグルグル回しながらの窯焚きになるんでしょうねぇ