半年以上前に何となく録画しておいたのをようやく観た。
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あらすじと宮沢りえが出ていることしか知らなかったのだが、冒頭の雷におびえるシーンで舞台劇がオリジナルであることがわかった。
こと原爆の話になると、この“現象”と影響については、様々な見方や切り取り方で表現されてきており、正直なところ敬遠しがちになっていたのだが、井上ひさし氏の戯曲をかなり忠実に映像化したのだろう、珍しく落ち着いて観る事ができたし、新しい知識を得ることもできた。
宮沢りえ氏、確かにきれいだし(色っぽいし)、上手く演じているけど、なぜヘップバーンの真似してるのか、という、ポカリスウェットのCM全盛期を懐かしむ世代の人間が抱く長年の疑問はさておき、
なぜ恋人役の浅野氏はあの時代にポニーテールなのか、という点と、なにより、なぜ被爆して変形した物品を裸のまま被爆者の家に大量に置いておく(あとで片付けるにせよ)のか?いくら学者でもなんでも無神経すぎるだろうと思うのだが、女性の社会的地位など、そんな時代だったのかな。
原田芳雄氏による一寸法師のアレンジ場面以外は、居心地の悪さを感じることもなく、日本の穏やかな夏を画面の中と外で楽しみながら、原爆がひきおこした“要素”についてはやや総花的なつくりではあるものの、かえって僕は受け止めやすかったし、この映画はこれでいいのだと思った。
苫米地英人氏のブログに、注目すべきニュースが掲載されていました。
ドクター苫米地ブログ:デスコト国連総会議長と歓談した。エノラゲイについて歴史的な発言だ。