op's weblog

文字通りのログ。経験したことや考えたことの断片のアーカイブ。

今日のひとこと:権威主義は作り手も視聴者も殺し続ける。「馬鹿のハコ」には近寄るな。

2024年01月30日 13時24分29秒 | Weblog
この手の話題は取り上げるつもりなかったんですが。

https://twitter.com/ryohin_jp/status/1751935402397872353

これねえ、「調整役」の質ももちろん問題なんですが、そもそも脚本家から相当問題のあるツイートが出たのが問題なわけです。そして原作者の自殺を受けてテレビ局が素早く出した「責任逃れ声明」がまた醜悪で。

最近の大御所漫才師?のスキャンダルも結局根は一つなのです。つまり放送業界の権威主義です。善悪や価値判断が独特の権威構造に基づくものになってしまっているので、「業界外のクリエイター」や「新しく入ってくるカモ」に対して無茶苦茶な事しても疑問をもたない。知人の物書きもテレビ局の傲慢さに辟易して、一度取材を受けて以降は断っていると言っていました。最初に挙げたURLのツイートも、「業界内の論理」でしか考えていない発言です。

同じことはもうちょっと大きなハコ、つまり映画業界についても言えます。米国、そして日本でプロデューサーや監督等の性犯罪が暴露されてしばらく経ちますが、「肝心な」クリエイティブのプロセスにおいても問題が露呈してごまかしが効かなくなっている状況である事を僕も時々指摘してきました。最近では以下かな。

2023年06月19日 今日のひとこと: いまさら「ハリウッド映画が終わってる」と言うのはギョーカイ内の人だけだと思うぞ

今回の事件で今更言わなくても「シフト」は加速するでしょうが、とにかくもう旧来のマスメディアにはクリエイターは近寄らない事です。

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