横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

岩手県平泉町 中尊寺

2019年10月03日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

夏休みを利用して東北に行ったので、見学した建築を紹介する第三弾です。
今回は岩手県平泉町の中尊寺を紹介します。

中尊寺のある関山は西暦850年ごろ開山され、1105年に造営に着手されました。
現在境内には20ほどのお堂がありますが、全盛期には40にもなったそうです。
中尊寺と言えば極楽浄土を表現した金色堂が有名で、私も金色堂目当てに訪れました。


▲中尊寺_参道入口


▲中尊寺_参道


▲中尊寺_本堂

参道を1kmぐらい歩くと本堂があります。
ひとまずお参りをして、金色堂に向かいます…が!金色堂は撮影禁止のため写真がありません。
中尊寺のHP等でご確認願います。

金色堂は保存のためRCの建物の中にガラスケースで囲われ温度管理までされています。
害虫、害獣による被害や金箔の劣化を防ぐためだそうです。
金色堂自体は豪華絢爛で死ぬまでに見られてよかったなあという感じですが、私は「建物を保存するための建物」というものに感銘を受けました。
一見力技に見えますが、繊細に計算された工程だったのだろうと思います。

ぜひ一度訪ねてみてください。

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横浜の建築設計事務所 【コア建築設計工房】
https://www.arc-core.co.jp/
〒231-0031 神奈川県横浜市中区万代町2-4-1東カン横浜パークサイド2階 
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新江ノ島水族館

2019年09月25日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市の建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の田中です。

8月末に鎌倉、湘南旅行の時に新江ノ島水族館に行ってきました。
2004年にオープン、設計は日建設計・施工は大成建設です。

△広場から建物を見る。大屋根の架構に壁が吊り下がっているS造でした。

△イルカショーの観覧席。アーチ状の座席配置でイルカショーを観覧します。

△クラゲ。具体的な名前は忘れてしまいましたが、クラゲの種類はかなり多くて可愛いです。


公共施設の建物を訪れる時は本来の目的を楽しみながら、自分だったらどう設計するか、どういう意図で設計されたのかを意識すると、楽しさが10倍増えます。(個人的に)
新江ノ島水族館では動線と空間、照度、閲覧空間の設えと空間同士のつながり、バリアフリー設計等、肌で感じてきました。

普段から建物を意識しながら見てると、同じ建物でも新しい学びが得られると最近感じてきました。
それらを実務に活かせるよう今日も頑張っていきたいと思います。


余談
先日、コア建築設計工房の所員紹介に田中が更新されましたので、ぜひ閲覧ください。


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土門拳記念館〜山形県酒田市〜

2019年09月09日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

夏休みに帰省していた山形県の建築名所について、前回投稿したblogに引き続き、、、
山形県酒田市にある「土門拳記念館」に行ってきました。
昭和の時代に活躍していた山形県酒田市出身の写真家 土門拳さんの作品が展示されている建物です。

▲ 「土門拳記念館」の外観

設計は谷口吉生さん。コンクリートの直線的なフォルムが特徴的です。


▲ 重厚な金属のエントランスの扉


▲ 壁面は全てコンクリートの小叩き仕上げ


▲ エントランスから見えるイサムノグチの彫刻

この中庭の向こう側に見える壁面の幅に変化のある窓と壁。
これが、内部のスロープ展示室の視覚的効果を生み出します。


▲ パースの効いた奥行きを感じられるスロープ展示室

素材も形状もとてもシャープな印象の建物ですが、手摺の形状や内部の隅々まで細やかなディテールで納められていることが効いていると感じられる建物でした。
土門拳さんの写真は迫力を感じられる素晴らしい作品で、それをより引き立てるような建物の素材ととても合っているように感じました。
居心地のよい空間なのでまた改めて行きたいと思います。

 

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青森県青森市 三内丸山遺跡

2019年09月05日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

夏休みを利用して東北に行ったので、見学した建築を紹介する第二弾です。
今回は青森県青森市の三内丸山遺跡を紹介します。
「特別史跡 三内丸山遺跡」は広大な敷地に縄文時代の竪穴式住居ややぐらが復元され、陵墓や出土品が保存されている施設になります。


▲竪穴式住居(小)


▲竪穴式住居(大)


▲竪穴式住居(大、屋内)

竪穴式住居は小さいものが大きいもののまわりに点在しており、この配置も縄文時代の再現だそうです。
1m弱掘った地面を床として柱・梁・壁建屋根がかけられているので、中に入ると少しひんやりしています。(湿気もすごいです)
柱と梁はツタ状の植物で補強されていました。


▲高床式住居

高床式住居はより「家っぽい」形になっていますね。
床が高いので大雨洪水から内部が守られるほか、床下が空洞のため湿気も少なくこちらの居住環境は快適そうです。


▲やぐら(六本柱建物)

全高15m程ある六本柱建物はとても目を引きました。
柱・梁の間隔が統一されており、また木材には防腐処理が施されていたそうです。
縄文時代にこれだけの工事や加工を行うことができたと考えると、とても力強いものを感じました。

夏休みだったので子どもも多くいましたが、大人としても教科書でしか見たことのないものを実際に見学出来てとても感慨深かったです。

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キッズドーム ソライ(SORAI)〜山形県鶴岡市〜

2019年08月26日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

毎年 お盆とお正月は夫の故郷山形県に帰省しているのですが、鶴岡市に新スポットができたと聞いて行ってきました。

キッズドームソライ(SORAI)」という坂茂さん設計の全天候型の児童遊戯施設です。

▲ SORAIの外観

県産材のスギやカラマツが使われたドーム状の大屋根で覆われています。


▲ 所々にあるトップライトでとても明るい室内

ドーム部分に入って行くとスロープがループ状に廻っていて、子どもたちが遊べる木製斜面の角度が場所によって変わっていきます。それぞれが好きな角度の斜面で駆け下りたりよじ上ったりと体全体を使って遊べる施設になっています。


▲それぞれ、斜面の勾配角度と高さ、斜面の長さが表示されています。

▲ 斜面の裏側には子どもたちが大好きなネット遊具廻りもすり鉢状の斜面で囲まれています。

「紙」を建築で使用することでも有名な坂茂さんですが、この施設にもふんだんに紙が使用されていました。


▲ エントランスの天井に紙管が!子どもたちが作った作品が展示されていました。


▲ ところどころに置かれたスツールも。。。


▲ 受付カウンター

そして、この施設の魅力はドーム部分の遊具がある「アソビバ」だけでなく、遊具の下階にある「ツクルバ」もすごかったです。


▲ この日は猛暑のため、空調の効いた「ツクルバ」が人気の様でした。

この「ツクルバ」には工作に使用するような様々な道具と材料が用意されており、好きな物を好きなように作って遊ぶことができます。子どもだけでなく、ものづくりにはまっている大人も多かったです。さらに、3Dプリンターも用意されているということに驚きました。

建築的にも魅力ある面白い施設ですが、それだけでなく、「子どもの本能と創造性が爆発する遊び場」というコンセプトで発案された施設づくりの考え方が反映されたとても素敵な空間でした。


そして、すぐそばには「スイデンテラス」というこちらも坂茂さん設計の新しい宿泊施設がありました。こちらもいつか宿泊してみたいです。


▲ 「ショウナイホテル スイデンテラス」(設計:坂茂)
 

 

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宮城県牡鹿郡 女川駅

2019年08月22日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

夏休みを利用して東北へツーリングに行ってきました。


▲青森県大間崎「本州最北端」の石碑と愛車

道中で何か所か建築の見学をしましたので、紹介していきたいと思います。
今回は宮城県牡鹿郡女川町の石巻線女川駅駅舎です。


▲女川駅_外観


▲女川駅_展望デッキ


▲女川駅前にぎわい拠点(商店街)

2011年の震災のときに津波で流されてしまった駅舎を、坂茂氏の設計で2015年に新築されました。
同時に駅前商店街も復興されています。
駅舎の特徴的な外観は「はばたくウミネコ」をモチーフにデザインされています。
1階は駅と休憩所とお土産店、2階は温泉施設、3階は展望デッキになっており、路線と商店街が見渡せるほか、
屋根を間近で見ることが出来ました。


▲女川駅_展望デッキから見た商店街

一番印象に残ったのが展望デッキから商店街を見たときに、丸柱の三角形と商店街がきれいに重なって見えることでした。
構造的にこういった柱の立て方が必要なのかはわかりませんが、駅と商店街が一体となってデザインされ、復興に向かうイメージを感じました。
ちなみに駅舎2階の温泉にも入りましたが、浴室の内装はタイル張り(タイル絵もあり)で昔ながらの銭湯をイメージしつつ現代的にまとまっていました。

以前雑誌で見てずっと行きたかった場所だったので、とても良い機会でした。

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静岡県富士山世界遺産センター

2019年08月19日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

夏休みを利用して山梨、静岡方面に行った際に静岡県富士山世界遺産センターを見学してきました。開館は2017年12月、設計は坂茂氏になります。
今回は風があったため水盤に映る「正富士」を見ることが出来なかったのが残念でした。
展示棟は富士登山を疑似体験できるようになっており。最上階に着くと晴れていれば富士山を一望できる展望デッキになっています。雲が出ていて富士山を見ることはできませんでした。展示棟外壁の木格子は富士市及び富士宮市から切り出された地域ブランド材が使用されているそうです
西棟にある富士山の壁の鏝絵は非常に見事なものでした、こちらは顔料は使われておらず、すべて天然自然の土の色合いで仕上ているそうです。


▲外観 水盤が風で乱れてしまっていたのが残念でした。


▲内観 スロープを登り展示スペースに向かいます。


▲富士山の鏝絵


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寺社巡り

2019年08月07日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市の建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の田中です。

2019年上半期の週末にちょくちょく寺社めぐりしてきました。
建築を見学する事が目的で、寺社毎に同じような意匠に見えて各々個性があるので巡っていて興味が尽きないです。


▲入谷 小野照崎神社


▲浅草 鷲神社


▲多摩川 浅間神社


▲新宿 歌舞伎町弁財天


▲高尾山 高尾山薬王院


▲浅草 鷲神社の御朱印帳。このデザインに惹かれて浅草まで買いに行きました。


滅多に設計する機会のない建物ですが、お参拝までのアプローチの考え方や外部環境との関係性、伝統的な意匠や納まりなど、学べる事が沢山ありました。
普段の設計業務にもいい刺激受けれる様、これからもお参拝しようと思います。



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富岡製糸場

2019年07月24日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市の建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の田中です。

5月の初旬に群馬県にある富岡製糸場に行きました。
2014年に世界遺産登録された建物であり、1872年にフランスの技術を用いて建設された建物のようです。


▲東置繭所正面。木骨レンガ造と呼ぶそうです。


▲東置繭所2階部分。当時では珍しい木造トラスの大空間。


▲繰糸所内部。白塗装の木造スパンで空間が心地よく広がっていました。当時に梁下まである大きい窓を使用していたことに驚きました。


▲蚕用の桑畑

工場内で手元を明るくして作業をするために、フランスから技術を取り入れて木造トラスや大きい窓を採用したようです。
(他にも色々理由はありますが割愛します。)
建物のできあがる経緯を聞いて、そこで繰り返される生活に設計者は何を感じて、本質をどう見極め設計に反映したかを感じる事ができる建築物でした。

日々の設計業務でも本当に必要なものは何か、本当に求めてるものは何か、これら本質を見極められるよう日々精進していきたいです。



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モエレ沼公園 〜北海道〜

2019年07月22日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

前回担当のブログにも書きましたが5月の連休中に行ってきた北海道で今一番行ってみたかったところ、『モエレ沼公園』にも行ってきました。
この公園は「公園全体がひとつの彫刻作品」となるようにイサム・ノグチによって計画された公園です。


▲ 「ガラスのピラミッド」と「モエレ山」

公園のスケールはさすが北海道!なかなか首都圏では体感できないような広さで一日中いても廻りきれないくらいです。


▲ プレイマウンテン

公園の中には二つも山があり、小さい子供でも登りきれるくらい(大人の方がヘトヘトです。。。)
どちらの山からも公園全体と北海道の広大な風景を一望できます。


▲ 彫刻作品でもある遊具たち

公園の中には、イサム・ノグチの彫刻作品となっている遊具もたくさん点在しており、子供たちが楽しそうに遊んでいました。
ただの遊具でもなく、ただの彫刻でもなく、その景色こそがイサム・ノグチの想い描いていた完成作品なのだろうと思いました。


▲北海道大通公園にある「ブラック・スライド・マントラ」

こちらは北海道大通公園内にある滑り台の彫刻です。
なかなかの急こう配でスリル満点です。子供だけでなくたくさんの大人も楽しんでいました。

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平塚市庁舎

2019年07月16日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

平塚市の仕事をいただき平塚市役所へ行くことが増えてきました。
新庁舎は地上8階・地下2階建てで免震構造の鉄骨鉄筋コンクリート造です。一期工事が26年5月に完成し二期工事で既存庁舎を解体して庁舎と駐車場棟などを建設し平成30年にグランドオープンとなりました。以前仕事で行っていた時は慣れていた旧庁舎に行っていましたので、気軽にというのは変ですが新庁舎に行くと緊張感があります。先日、行った際には建築指導課等やまちづくり政策課等、顔見知りの職員さんでもいれば挨拶をと思いましたが残念ながらいらっしゃいませんでした。


▲バルコニー部分はプレキャストコンクリートを使い工期の短縮を図ったと 工事中に職員さんにうかがった記憶があります。


▲玄関横の多目的ホール。平塚だけに七夕飾りが飾られています。


▲免震構造ですので、大地震時には建物が横に動く事の説明が記されています。

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高尾山口駅

2019年07月10日 | 建築旅行・建築巡り
おはようございます。
神奈川県横浜市の建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の田中です。


5月の中旬に高尾山登山目的で京王線高尾山口駅に行きました。
駅舎の設計は隈研吾氏(隈研吾建築都市設計事務所)によるもので、全体的に木組みや木仕上で設えていて木特有の暖かい雰囲気を感じました。


▲駅改札をでると広場と大庇で開けた空間にでる。


▲駅構内。壁、天井毎に違った設えの木の空間


▲一部、焦げ茶色の金属仕上げ。駅舎としての重厚感があり、良いなと思いました。


昨今、木材の利用促進を図る様々な法改正が行われており、年々木材を積極的に使用できるチャンスが増えてきたと感じます。
幼い頃より木の暖かさに慣れ親しんできた私としては、このような法改正は嬉しく思います。
(火事等による災害によって、木造にあまりよいイメージがない場合があるため)

保育園や学校等、日常生活によりそう建物を設計する際に木材でできることが何があるかを確実に判断するために法改正の内容を毎年しっかり理解してよりよい設計をできるように心掛けたいと思います。



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頭大仏殿 〜北海道〜

2019年07月08日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

5月の連休中に北海道に行ってきました。その中でいくつか建築にまつわる名所を廻ってきたのですが、安藤忠雄さん設計の『頭大仏殿真駒内滝野霊園)』も観に行ってきました。


▲ 頭大仏

この頭大仏をラベンダーの丘で包み込んでしまうという発想。
遠くからでも大仏の頭だけは見えるようなランドスケープの作り方がとてもおもしろそうで、北海道を訪れたら行ってみたい場所の一つでした。


▲ ラベンダーの丘から頭だけでている大仏。夏にはラベンダーの花が満開になるそう。


▲ 丘の下のトンネルを進むと大仏の足下だけが。。。


▲ 太陽の光が大仏を照らしていました。

この日は幸い、天気にも恵まれて太陽の光に照らされた神々しい大仏さまの姿を拝むことができました。
北海道という土地柄も活かされ、頭大仏に至るまでに心を落ち着かせてくれるようなアプローチの長さや空間の仕掛けがなされていて、大仏のお顔に対面した時の迫力は圧巻でした。


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中村キース・へリング美術館

2019年07月02日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

先日のお休みに山梨県の小淵沢に行ってきました。
その帰りに「中村キース・ヘリング美術館」(設計:北川原温建築都市研究所)に寄ってきました。


▲ 中村・キースへリング美術館のエントランス


▲ 展示室

5年前にも一度訪れたことがあるのですが、その間に増築されて新たにカフェと外部のミュージアムコートを観ることができました。


▲ ミュージアムコート


▲ カフェスペース

5年前に来た時にちょうど周辺でホテル等建築中でした。この美術館を含め今は小淵沢アートヴィレッジの1施設となっています。
いつかホテルの方にも一度泊まってみたいものです。

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箱根彫刻の森美術館へ行ってきました

2019年06月27日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

先日、箱根彫刻の森美術館へ行ってきました。
息子を含めて家族共通のお目当ては、「ネットの森」(手塚貴晴+由比さんの作品)
息子に写真を見せたら、「行きたい!」と食いついてきて来ました。

▲こどもは巨大なネットの中に入って遊ぶことができます。
ネット遊具は現在計画中の保育園にも取り入れようと模索しています。


▲私が見たかったのはそのネットが入っている建築。
金物を使用せず木材を積み重ねただけで大空間を生み出しています。
均等に力がかかるように考えられた緻密な構造計算と、大工さんの伝統技術を駆使して作られています。



▲息子のもう一つのお目当ては、しゃぼん玉のお城。
ポリカーボネートのカプセルを積み上げてできたジャングルジムです。

▲かなりアグレッシブな動きが要求されます。


▲幸せを呼ぶシンフォニー彫刻。らせん階段をのぼりながらステンドグラスを見ることができます。


▲彫刻の森に来たのは35年ぶりくらいになります。子供のころに見た懐かしい彫刻がまだ残っていました。

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