先日、ふじようちんの見学セミナーに参加しました。
私は、3回目の訪問となります。
1回目は、本園舎が完成した2007年、
2回目は英語教室のツリーハウスが完成した2012年、
今回3回目は、食育の教室のキッズテラスが完成したタイミングでした。
今回も、加藤園長の熱いお話を伺わせていただきました。
「園舎は子供が育つための道具」であるといつもおっしゃっています。
扉を閉める、水を止める、靴を揃える、電気を消す、ということで
一つ一つの所作、物の道理、他者への配慮を身につける。
また、隣の教室の音が聞こえ、周囲の景色が見える教室で、
「雑踏の中で生きる力」を養う。
園長は学びをデザインする。
佐藤可士和さんは状況をデザインする。
手塚さんは建築をデザインする。
3人と、それぞれの奥様方がうまくかみ合ってこの素晴らしい園舎ができたのだと思います。
←大きすぎていつも1枚におさまらない本園舎
←英語教室のツリーハウス
←食育のキッズテラス
玉ねぎや、稲穂が干してある田舎の原風景を残しています。
←フルオープンの園長スペース
←昼食までごちそうになりました。
また、改めて私もこんな思いの詰まった園舎を設計したいと思いました。
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横浜の設計事務所
【コア建築設計工房】 井下
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