首都圏の交通を混乱させた大雪も止んで、今朝は晴天です。
家にも受験子がいるが、今年のセンター試験は国語の古文で「源氏物語」が出題され、難しく平均点が良くなかったとネットで読んだ。今朝の朝日新聞の投書には、ある大学の先生の投書が掲載されていた。
”いつも疑問に感じるのは、古文や漢文が出題の半分を占めることだ。その後の大学教育や社会生活にどれだけ重要で役立つのだろうか。大学入試は、大学の授業を理解できる基礎が学力があるかを問うのが基本理念であってほしい。” とありました。まったく同感です。
ところで、ここ数日佐村河内守というペテン師作曲家に代作者が名乗り出たことが話題になっている。初めてこのペテン師の名を知ったのはNHKのNスぺ特集や、ニュース9だった。どこまでが名字でどこからが名なのかと、世の中には珍しい姓があるものだと思った。
この間映画に行ったとき、時間待ちでシアタの前のCDショップを覗いたら、やはりこの人のCDを宣伝して売っていた。
どこでペテンがばれたか興味があったが、真相は ”昨年10月に発刊された電子書籍「新潮45」11月号のなかで、音楽家・野口剛夫氏による『「全聾の天才作曲家」佐村河内守は本物か』という記事」” が端緒になったと知った。
専門家の確かな耳が、怪しいと真相に迫った結果だった。
その野口剛夫氏は昨日のBS朝日に出演され、「失うものは何もないから、勇気をもって疑問を世に問うた。(実作家)新垣隆氏は曲を世に出したければ、堂々と自分の名で出すべきだった」とも発言しておられた。
昨日のスポーツ報知は佐村氏の妻は泣いて詫び、娘さんは自分まで世間からおかしな目で見られる、はやくおかあさん離婚して・・と迫っているのだとか。本人は雲隠れしているらしい。
NHKはじめ世間はまんまと騙されたという訳だった。