大腸がんが見つかって直腸摘出後、4月で満5年です。
その前々年に膀胱がんが見つかって、翌年再発、また手術(内視鏡)して、当時75歳未満だったため、市の大腸がん検診・検便を2回、開業医でやったら2回の内1回が陽性でした。
それで膀胱でお世話になった総合病院で検診の時期だったので、泌尿器科から依頼の形を取って貰い、半年以上待つ必要がある大腸カメラを翌週撮って頂いたらOUTでした。
膀胱がんも、何となく違和感があったので、紹介状なしで総合病院へ行ったら即OUTで、内視鏡術で済みました。幸運が二度も重なったのです。
膀胱がん 広基性膀胱がん(移行上皮がん)大きさ2.5センチ ステージ1(T1)
粘膜下層まで浸潤(筋層にタッチしているかどうか、判じもの程度。粘膜は大まかには3層、詳細は6層といわれます、浅いほど軽症)腎臓・尿管・リンパ節転移なし
大腸がん SM深部浸潤がん(MPがん)大きさ2センチ 肛門から約10センチ・肛門から触診され医師の手に触る ステージ1 腸管切除+リンパ節郭清 リンパ腺拡大浸潤なし リンパ節転移なし
その後の検診で肺がん、甲状腺腫瘍(良性)などが次々見つかり毎年手術してもらいました。
不運な中で幸運が重なった私です。寛解とか言われる病院言葉は難しい。とにかく5年後生存率という節目を迎えます。感謝します。
直腸術後後遺症がやはりつらい。今週は約4日、90時間の便秘後、昨夜夕食後ようやく便意らしき感じが来て、それから深夜まで4回の頻便、今日午前中3回、午後1回の排便があってようやく大腸がほぼ落ち着いた始末です。
腸を縫い合わせた傷口刺激が独特の痛さと、嫌な感触は説明できません。命長らえてゴルフなどに行けるだけ幸せと感謝しましょう。
先週家内の友達の夫83歳が亡くなられ、香典を郵送したら、今日、返礼辞退を申し添えたのに、香典返しが郵送されました。お手紙が1通、
“主人はこの年までとても元気に暮らしていましたが、2月16日に突然腸閉塞に見舞われ、手術の結果18日未明逝ってしまいました。あまりの突然の出来事でただ茫然としてしまいました・・・。“
イレウスだったようだ。激しい腹痛が襲い、そのうち嘔吐するようです。級友も1人イレウスで死にました。単なる便秘は、腹痛は来ないようです。
胃がんや大腸がんを開腹手術した罹患者は、術後長期間を経ても腸閉塞を起こす危険性があるといわれます。膨満感、腹痛、嘔吐などがあれば即救急車です。
鳥籠練習に行くのも、腸を揺らし便秘を解消する運動でもあるのです。