人生もその人の葬儀の形もいろいろだ。本当はブログに書かない方がいいが義母との関係を書いておく。
昨日送った義母の娘・長女と私は新婚当時住む所もなく実家に居候させてもらって、長男が生まれ1、2年お世話になった。
わたしは弱いくせに酒飲みだったので、当時から義父母の顰蹙を買った。
子はカスガイになって何とか離婚せず、そのうち家を持ち独立したが、持ち家を早くからせっつかれて変な土地を斡旋されたり、実家と土地を共同購入したりと、時が解決する問題に介入され、いろいろあった。
時は経過し、思わぬ不幸で57歳という若さで娘、当方の妻は永眠した。
その後、お盆などで一家が墓参りに来ても、近くの私の家には寄らず、仏壇にお参りはしない義母だった。
最近でも二女、三女の婿さんを招いて法事をやっても私は招かないなど、義母には最期まで嫌われた。こういう話はどう隠しても変なところからバレるのである。
あるとき親戚の伯母さんが「あの人は口が悪いが、悪い人では無いので腹を立てないように・・」と電話して来たこともある。
49日法要には私を呼ばないでくれと、昨日義弟に言っておいた。いままでも外されたのであるから。
事を荒立てず親戚付き合いを、そこそこにやって来たのは、私が年をとり穏やかに折れてきたからである。
ここらが一区切りの時機になって、もう亡妻の実家へ墓参りや、時候挨拶に伺うことは疎遠になるだろう。
それでいいと思っている。