岐阜県美濃市西部の大矢田地区に大矢田神社という古いお社があります。大矢田(おやだ)の紅葉で有名です。五月晴れの日曜日、大矢田神社へヤマモミジの新緑を見ようとお参りしました。
入口に須佐之男命(すさのおのみこと)の歌の碑がありました。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を
やくもたつ いずもやえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを(読み:ふりがな)
歌の意味 【通釈】雲が何重にも立ちのぼる――雲が湧き出るという名の出雲の国に、八重垣を巡らすように、雲が立ちのぼる。妻を籠らすために、俺は宮殿に何重もの垣を作ったけど、ちょうどその八重垣を巡らしたようになあ。
須佐之男命 すさのおのみこと から引用:ご参照ください。
この大矢田神社のご祭神が建速須佐之男命(たてはや・すさのおのみこと)だそうです。山門近くの駐車場から車の進入禁止なので数百メートルの急坂を歩いて登ることになります。
全山むせぶようなヤマモミジの新緑でした。
本殿には社務所もあり神官が受付をやっておられた。
狭く曲がった山道を軽2台が登ってきたので、横着にと思ったら、生まれた赤ちゃんの初参りで、3歳くらいの可愛い女の子やご夫婦・祖父母との一家でした。全員正装し赤ちゃんは真っ白なおくるみに包まれて抱っこしていました。
秋の紅葉の時期は駐車場が有料になり、台数も少ないので近づき難いです。