たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

参った・マダニが皮膚に入った

2019年06月19日 | 日記
20年来の慢性湿疹、老人性乾皮症などで、腹周りや腰骨辺り、足の脛などが痒くてたまらない。貰い置きの軟膏などを塗っていたが、抗アレルギー剤・アレグラも無くなったので今朝は皮膚科へ行った。
ここ2日ほど前、お風呂に入っていて右太腿内側に黒いイボができているのに気づいた。つまんで取れるような柔らかい突起で米粒より少し小さめだった。

1時間以上の待合でようやく診てもらう番が来て、看護師に促されベッドに座り、ズボンを脱いで痒い湿疹やザラザラの皮膚を見て貰った。
そのうち先生が来て診察され、持病の湿疹などは納得して診察され背中も診察された。「黒いイボをは何でしょう」と聞くと、診察用拡大鏡を持って来て、目に当て診察され「マダニが入っています。このまま放っておくと炎症を起こすので手術で取る必要があります。患者が待っておられるので暫く時間をください。11半頃ならできると思います」とのことでビックリ仰天。
まさかマダニが皮膚に食い込んでいたとは!

待合室の受付にその旨告げ、「外で待たせていただくので・・」とお願いし、車から灰皿を出し、石垣に置き一服していたら、間無しに看護士が玄関を開け呼び込まれた。

美人の奥方が皮膚科、美男の主人が内科・脳外科などを併設しておられる医院だ。
内科の方で手術できるので、待合室の反対側で待つよう言われ、雑誌を手に取ったらすぐ呼び込まれた。どっちの足か聞かれ、右なので枕側を反対側に、ベッドにズボンを脱いで寝るよう指示された。
麻酔をして手術するとのこと。まず今まで麻酔などで異常は無かったか(アナフラキシーショック)を問診され、「直腸切除、肺を3分の1、甲状腺を片方など・・手術はいっぱいやったが異常は無かった」と答えた。
「チクッとするよ」、と麻酔をしてすぐ切開し、縫合されテープで止められた。
「今晩はお風呂に入らないこと、感染防止の薬は高カルシュームの薬なので何か常用している薬はないか」聞かれた。「今夜は入浴しないこと、牛乳など飲まないこと、明日再診に来ること」
先生は「何か草取りでもやったか」と聞かれ、「庭の草取りは毎日のようだ」と答えた。ダニは家ダニも噛むと言われた。

帰宅後ネットで見ると、マダニは外にいるらしい。先日憎っくき屁糞葛をやつっけた時皮膚を食い破り吸血したかもしれない。
それにしても参ったなあ!ダニが皮膚の中に入るなんて!