昨晩尿道が詰まって尿意はあるのに、オシッコが出なかった。前から排尿障害がありそのうち泌尿器科医へと思っていた矢先だった。
昨日も直腸がん摘出術後の後遺症で、いつものように数日間便秘していた。
昼間は町内のゴルフコンペがあり、その夕方から懇親会が別会場であり、例により飲むのも食べるのも進まなかった。
便意があって帰宅してから長い時間、強い怒責(イキミ)でようやく少し出たが、翌朝まで頻回した。その途中で尿道まで痛くなり、おまけに尿意があるのにオシッコが出なくなってしまった。救急車になるかと不安になる中、膀胱柔軟剤・ブラダロン、痛み止め・ロキソニンを服用し、お風呂に何度も入ったりしていたら、堰を切ったようにオシッコが出た。
膀胱に滓が溜まって尿道に詰まったのでは?と今日医師に説明した。
初めて行った2年ほど前に開業された医院は、よく混んでいた。受付は4人もいたが木偶揃いだった。
・最初に体温を測ってと体温計を渡しながら、何度測っても数値が出ない。おかしいと受付に行き聞くと、スイッチを初めに押すのだった。
・血圧を測ってとも言われ、待ったが来ない、聞きに行くと、「あそこで測ってください」と、隅の自動血圧計を指した。数値を暗記して伝えると「伝票も持って来て」と言われた。後から伝票が出て来るシステムだった。
・待ちくたびれトイレに行った後に、今度は「採尿してきて下さい」という。「オシッコが短時間に出るくらいだったら、ここへは来ない。もっと具体的に適切な案内ができないのか」と怒鳴った。「尿検査をしないと診察できないのです」と言う。初診票の記述を見て最初に採尿を指示すべきではないか。
・それでも我慢して待っていると「もう出るでしょう」とやってきた。我慢の限界で「もうキャンセルするから、持って来た病歴申告書を返してくれと」退出してきた。
その開業医近くにある泌尿器科の看板の医院へ転院したのが12時近くだった。
・1時間ほどで診察できるとのこと、受付票を見て「採尿し容器を検査の棚窓へ入れてください」、と適切だった。
・血圧は看護師が通常のように検査室で測ってくれ、容体を看護士が詳しく聞き取り、いくつかの質問をしてタブレット端末に入れ、医師に引き継いでくれた。
・医師の診察も専門医同士の評価によって 選ばれる「The Best Doctors in Japan」を3期連続授賞された医師らしい的確さだった。2月年前の前立腺肥大 PSA 検査値も持参した。
・膀胱にばい菌が入っていて、尿中の白血球が222.9/HPF(正常値4個/HPF)もあると、膀胱炎の薬と、排尿剤タムスロンを処方され、エコーで膀胱がんを診察し、正常と診断された。