開業医での健康診断で検便を受け、陽性反応が出て大腸カメラで直腸がんが見つかり、運よく初期だったが大きさで内視鏡対象とならず、開腹手術・前方切除術(肛門温存)を受けたのが、2009年2月、72歳だった。
以来11年経過、来月で84歳となる。その間特有の後遺症、便秘と頻便に悩まされてきた。
(今日、8月19日読売新聞)
先日17日の夜腸閉塞の命の危険にさらされた。16日いつもの刺激性下剤プルゼニド(14世紀にアラビアの医師がセンナという植物に下剤作用があることを発見され、化学合成された下剤)、膨潤剤ポリフルなどを服用した。一向に排便がなく17日夜、プリゼニドのほか、新薬グーフィスを1錠服用した。
それからおかしくなり、猛烈な便意があるのに出ない。お風呂に入り肛門や腸を温めても出なく苦しさは増すばかり。腸閉塞(イレウス)を懸念して、とうとう肛門に指を突っ込み、ほじくり出した。
栓していた便はそれほど粘りはなく砂っけの感覚で、2センチほどの塊を数回、指を濡らし、ティッシュで拭きながら摘便をやったら、その後バナナ状になってようく出た。
出た後は新薬・グーフィスが効いて切迫排便になり、防護していたパッドやT字帯、パンツまで汚してしまった。臨死体験をやった。
(下、メディカル朝日、2009年4月号)
腸閉塞がこれほど苦しいとは思わなかった。救急車を呼ぶ余裕さえなかった。数ヵ月前S状結腸がんをやったゴルフ友達が、同じことが起こり準救急車だったと話した。術後初期の頃、直腸がん の人が救急車だったと話したことがある。
今日は開業医へ行き経緯を話し、いつもの非刺激性下剤・酸化マグネシューム(マグミット錠500mm)と入眠剤・マイスリーを貰ってきた。ポリフル、大建中湯など膨潤剤は私には合わないみたい。
新薬・グーフィスの使用感を聞かれたので、数時間後に猛烈な切迫下痢になるので、仕事のある人、乗り物に乗る人などは注意を・・と話した。
その後、開業医には無い、T字帯(越中ふんどし)を買いに、岐阜県総合医療センター(俗称・県病院)の売店に行き購入してきた。(356円*5=1,780円)これに女性用尿取りパッドを頻回中は当てがう。
数多くの手術をやってきてT字帯はたくさんあったが、破れてしまった。