たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

結愛ちゃんが残した言葉

2019年09月05日 | その他

2019年9月5日 岐阜新聞から

東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)が=両親に虐待され死亡したとされる事件で、裁判が行われている。4日検察は結愛(ゆあ)ちゃんが残した言葉を読み上げ涙を誘った。

心ない躾のつもりの虐待で尊い命が失われた。心からご冥福を祈ります。

 花のたましひ  金子みずゞ

散ったお花のたましひは、
み佛さまのはなぞのに、

ひとつ残らずうまれるの。

だって、お花はやさしくて、
おてんとさまが呼ぶときに、
ぱっとひらいて、ほほ笑んで、
蝶々にあまい蜜をやり、
人にゃ匂いをみなくれて、

風がおいでとよぶときに、
やはりすなほについてゆき、

なきがらさえもままごとの、
御飯となってくれるから。



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