6年連続となる元旦伊勢神宮初詣は交通渋滞で1回だけ、お参りできませんでしたが、2016年元旦は自宅から約170kmくらいを、高速道を乗り継いで2時間くらいで順調に行くことができました。午後2時少し前に伊勢市へ到着。高速伊勢道は一つ手前の伊勢西ICと終点の伊勢ICが正月中は出入り閉鎖となります。
終点からつづく伊勢二見鳥羽ラインに入り、数か所のパーキングへ誘導されます。一番大きい県営施設「サンアリーナ」に誘導され駐車するのが普通です。今年もそうでした。そこから「パーク・アンド・バスライド」になりシャトルバスで伊勢神宮への参拝になります。
サンアリーナから、トンネルをくぐると、すぐ先が伊勢市二見町で夫婦岩の二見浦です。今年は天気もよく神宮より先に何十年振りかで二見浦へ行きました。ところが県道からの入口は狭く駐車場が30数台程度しかありません。空車待ちしていると、誘導員が来て車を覗き、「老人がおられるなあ」とつぶやき、無線電話で何か問合せしてくれ、空き駐車場があるとのこと、夫婦岩前の駐車場に入れていただくことができた。
二見輿玉神社があります。
伊勢湾は静かでした。
パーク・アンド・バスライドは駐車料金が往復シャトルバス代込み千円で、人数制限はありません。伊勢神宮に通じる4車線は1車線づつがバス専用に制限され、一般車は数キロにわたり渋滞です。
お伊勢参りは外宮から~内宮へ両方お参りするのが正式ですが、時間がないので内宮さんだけにしました。
外宮:豊受(とようけ)大明神:天照大神のお食事を司る神・豊受大神をおまつりされています。内宮創建から500年後に山田原(やまだのはら)に迎えられました。衣食住をはじめあらゆる産業の守り神です。
内宮:皇大神宮:皇室のご先祖である天照大御神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする。わが国で最も尊いお宮です。五十鈴川の川上に千古の森に囲まれて、2000年の時を超えて古代のたたずまいを今日に伝えています。
内宮正門の大鳥居をくぐり宇治橋から見る五十鈴川は今年も穏やかに澄んでいました。流木除けです。
手水舎は参拝前に身を清めます。
五十鈴川御手洗場:参拝する前に身心を清める場所です。
2000年の歴史を肌で感じる。千古の御神木です。
正宮(しょうぐう):社殿の中心の正殿は五重の垣根に囲まれています。唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)の古代の様式を伝え、茅葺の屋根には10本の鰹木(かつおぎ)がのせられ、4本の千木(ちぎ)の先端は水平に切られています。
正宮前は比較的例年より少なかったが、バス駐車場からおかげ横丁~境内玉砂利参道とつづく数キロは相変わらず賑わっていました。