単身赴任の続くコスモタイガーであるが、4月上旬より名古屋の自宅にて過ごしている。
在宅勤務、最近の言葉で言うなら、テレワーク、である。
もちろん理由は言うまでもなく、コロナウィルスの影響である。
4月に入ってすぐ、突然「来週からテレワークです」と朝礼で通知され、てんてこ舞いの状態で机上や引き出しの整理を行った。
といっても、「とりあえず期間は1週間」と言われただけ。
冷静に考えれば、1週間で終息するとは思えず、ある程度長期間になることは想定しつつも、先の見えない不安感もあったりする。
テレワークなんて初めての体験。
そもそも自分の場合「在宅」とはどっちの家を指すのか?
大阪の社宅にて過ごさねばならないのか?
あるいは名古屋へ戻っていいのか?
期間がわかってるならいいが、長期にわたるなら名古屋に戻りたいのが本音。
上司や担当部署に相談した結果、名古屋へ戻って良い、とのこと。
そして今、ありがたく?名古屋にて過ごさせてもらっている。
名古屋での在宅となると、学校も休校しているし、預かり保育も様々な制約があるため、子供も家で過ごすことが多くなりそう。
さらに嫁は仕事だから、洗濯などの簡単な家事は必然的に自分がやることになるわけで、職場環境として?なところもあるけれど。
とはいえ、縁もゆかりもない大阪で、「不要不急の外出」も事実上できないなかで長期間一人で、というのもなんだか悲しい。
休日だって、旧街道runなんかやってるような情勢でもないし。
と思うと、やっぱり戻ったことは正解だったし、会社の判断がもう少し遅ければ、その「帰省する」という行為自体も何だか申し訳ない話になってたわけで、ありがたいことではある。
案の定というべきか、予想通りというべきか、その後会社から連絡があり、この文章書いている現時点で、5月6日までのテレワークが決まっている。
当たり前のことながら、旧街道runは凍結。
特に指示なければ、5月7日からは通常勤務になるわけで、そうなると大阪~尼崎間、JR快速でわずか1駅、乗車時間約5分ながら、間に淀川(県境)があって、毎日県をまたがって移動することになる(笑)。
関東ならさしづめ「浮間舟渡駅」あたりに住んでる人がさいたま市に通ってるようなもので、これも県境越えと言われれば確かにそうなんだけど(笑)。
とにもかくにもサラリーマンである以上、会社の指示に従うしかない。
また、県をまたがって云々~の話も、要するに不要不急かつ長距離移動は感染のリスクが高いからNGということであって、必要不可欠な生活圏内の移動や通勤までもが否定されたわけじゃない、と解釈している。
いずれにせよ、一日も早くコロナの終息と平凡な日常が戻ることを願うばかりである。