久々に前後駅に車を置く。
この前後駅から始まったんだな~。
今じゃ、随分と遠くに行くことになったもんだ。
豊橋駅に到着後、JRの有人窓口へ。
静岡地区「休日乗り放題きっぷ」(2,600円)を購入。
名前のとおり、土日祝日(年末年始含)、静岡県内の指定エリア内なら普通列車乗り放題となり、「青空フリーパス」の静岡バージョンとも云えるものだ。
特急料金を追加すれば特急にも乗車可(ただし、新幹線は不可)なのも、青空フリーと同じ。
東海道本線なら、西は豊橋、東は熱海までの区間が乗り放題。
(その他、身延線全線・御殿場線全線も乗り放題。)
2,600円ということは、片道1,300円以上の駅間であれば、単純に往復するだけでおトク、ということだからね。
計算してみると、豊橋からだと金谷駅ですでに1,300円を超えるから、それ以東であればこの切符が真価を発揮するってことやね。
しばらくはこの切符が旅のお供になる。
今日の旧東海道スタート地点(前回の終了地点)は、静岡鉄道の柚木駅の方が近いんだけどね。
それに「しずてつ」にも乗ってみたい思いはあるけれど、フリー切符買った以上、JR利用の方が自然だからね。
ということで、小雨パラつく中、東静岡駅下車。
西に向かって走るとすぐ、盲学校を左に見て、小さな橋のところに出る。
前回の終了地点やね。
橋を降り、右手の線路(東海道本線)を潜り、国1に出ると、そこが静岡鉄道の柚木駅前。
400mほど国1を走ると、左斜め前方と、右後方に、斜めに横切る道。
これが東海道さ。
右後方へ行く道は、100mも行かないうちに、東静岡駅に遮られ、行き止まりになっているからね、すぐに引き返し、左の道へ足を進める。
静岡鉄道がすぐ左に寄り添っている。
「長沼駅」前を通過。
この後、しばらくは静岡鉄道本線と旧東海道はかなりの部分で寄り添っているから、良い目印になる。
以前書いたとおり、多くの人が行き交う街道に人々は集まり、やがてそれが集落となる。
そして街道沿いの集落と集落を、「より速く」結ぶ移動あるいは運送手段として、鉄道が敷設されてきた。
結果として、旧街道と鉄道が密接な関係になるのは、必然なのだ。
家の軒先に、植木鉢に埋もれたような「長沼一里塚跡」の碑を発見!
これは分かりづらいねぇ。(写真)
「長沼」交差点で国1に吸収されるけど、すぐ次の「古庄」交差点で、右に分岐。
この辺り、少しだけ街道らしい「うねり」も感じるも、あっという間に東海道本線に再び遮られる。
地下道が用意されてるからね、それで線路の反対側に出れば良いんだけど。
この地下道、狭いから、一見歩行者専用っぽいんだけど、普通に車も通るからね、注意が必要だ。
地下道を出てすぐ左折。
道なりに右に行くと、しずてつ「県総合運動場」駅。
名前のとおり、右手に草薙総合運動公園がある。
案内板もなく、わかりにくいけど、駅前で突き当るからそこを右折。
信号渡って1本目の、一見普通の生活道路を左折する。
ごく普通の住宅街の中、独特のうねりを残しつつ、旧東海道はしばらく1本道。
2km少々で、片側2車線の大きな道に出る。
左やや遠方に、しずてつ「草薙」駅があるのが目印。
ここを左折し、県道407号線に出ると「草薙駅前」交差点。
ここを右折。
しばらくは県道run。
やがて草薙一里塚跡。
となりに大きなたぬきの像がある。
すぐに道が左右に分岐するから、左側の狭い方を選択。
右側、こんもりした一角に「上原延命子安地蔵堂」。
人並には長生きしたいからね、一応お参りしておく。
静鉄「狐ヶ崎駅」前に出る。
いかにも地方私鉄の駅前の雰囲気で、そそられる。
無性に静鉄に乗りたくなるが、我慢我慢。
当分の間、一本道で、静鉄と東海道本線(並走している)の線路を踏切で越える。
そこから600mほどで、右側に和菓子屋らしき建物が。
創業1695(元禄8)年の老舗、「追分羊羹(ようかん)本店」。
きっと江戸の旅人も、ここで糖分を補給していたんだね。
そして名前のとおり、ここは追分でもある。
お店のすぐ横に道標があり、どうやら「是より志ミづ道」と彫ってあるらしい。
現代表記なら「ここより清水道」ってことやね。
直進は東海道、南に行くのが清水道、つまり清水の港を目指す道なのさ。
まっすぐ進むと三叉路に出るから、斜め左に進む。
巴川という小さな川を渡る。
何の変哲もない橋だけど、「稚児橋」といい、元々は徳川家康の命により架けられた由緒ある橋らしい。
すぐの信号を右折するのが東海道。
この辺りから江尻宿が始まっていたと思われる。
案内板もないから分かりにくいけど、2つ目の信号を左折。
「平野屋」というお店があるから、それが目印かな。
そのまま北上すると「江尻東」の交差点に出る。
ちょっと物足りない気もするが、天気もあまり良くないし、景色も良くないし、ここを本日のゴールとする。
距離も若干短めで、12~13kmぐらいかな?
右(東)に行くとすぐにJR東海道本線「清水」駅がある。
もう少し天気が良ければ、駅周辺の散策もしたいけれど、本格的に雨が降ってきた。
まぁ、ある意味、ゴールしてからでラッキーだけどね。
ということで、着替えを兼ねた小休憩後、再び東海道本線鈍行にて家路に着くコスモタイガー。
小まめに駅がある静岡鉄道に対し、東海道本線は「草薙」まで駅もなく、一気に突き抜ける感じで気持ち良い。
※2015.3.20追記:地図、作成しました。(ここをクリック)
この前後駅から始まったんだな~。
今じゃ、随分と遠くに行くことになったもんだ。
豊橋駅に到着後、JRの有人窓口へ。
静岡地区「休日乗り放題きっぷ」(2,600円)を購入。
名前のとおり、土日祝日(年末年始含)、静岡県内の指定エリア内なら普通列車乗り放題となり、「青空フリーパス」の静岡バージョンとも云えるものだ。
特急料金を追加すれば特急にも乗車可(ただし、新幹線は不可)なのも、青空フリーと同じ。
東海道本線なら、西は豊橋、東は熱海までの区間が乗り放題。
(その他、身延線全線・御殿場線全線も乗り放題。)
2,600円ということは、片道1,300円以上の駅間であれば、単純に往復するだけでおトク、ということだからね。
計算してみると、豊橋からだと金谷駅ですでに1,300円を超えるから、それ以東であればこの切符が真価を発揮するってことやね。
しばらくはこの切符が旅のお供になる。
今日の旧東海道スタート地点(前回の終了地点)は、静岡鉄道の柚木駅の方が近いんだけどね。
それに「しずてつ」にも乗ってみたい思いはあるけれど、フリー切符買った以上、JR利用の方が自然だからね。
ということで、小雨パラつく中、東静岡駅下車。
西に向かって走るとすぐ、盲学校を左に見て、小さな橋のところに出る。
前回の終了地点やね。
橋を降り、右手の線路(東海道本線)を潜り、国1に出ると、そこが静岡鉄道の柚木駅前。
400mほど国1を走ると、左斜め前方と、右後方に、斜めに横切る道。
これが東海道さ。
右後方へ行く道は、100mも行かないうちに、東静岡駅に遮られ、行き止まりになっているからね、すぐに引き返し、左の道へ足を進める。
静岡鉄道がすぐ左に寄り添っている。
「長沼駅」前を通過。
この後、しばらくは静岡鉄道本線と旧東海道はかなりの部分で寄り添っているから、良い目印になる。
以前書いたとおり、多くの人が行き交う街道に人々は集まり、やがてそれが集落となる。
そして街道沿いの集落と集落を、「より速く」結ぶ移動あるいは運送手段として、鉄道が敷設されてきた。
結果として、旧街道と鉄道が密接な関係になるのは、必然なのだ。
家の軒先に、植木鉢に埋もれたような「長沼一里塚跡」の碑を発見!
これは分かりづらいねぇ。(写真)
「長沼」交差点で国1に吸収されるけど、すぐ次の「古庄」交差点で、右に分岐。
この辺り、少しだけ街道らしい「うねり」も感じるも、あっという間に東海道本線に再び遮られる。
地下道が用意されてるからね、それで線路の反対側に出れば良いんだけど。
この地下道、狭いから、一見歩行者専用っぽいんだけど、普通に車も通るからね、注意が必要だ。
地下道を出てすぐ左折。
道なりに右に行くと、しずてつ「県総合運動場」駅。
名前のとおり、右手に草薙総合運動公園がある。
案内板もなく、わかりにくいけど、駅前で突き当るからそこを右折。
信号渡って1本目の、一見普通の生活道路を左折する。
ごく普通の住宅街の中、独特のうねりを残しつつ、旧東海道はしばらく1本道。
2km少々で、片側2車線の大きな道に出る。
左やや遠方に、しずてつ「草薙」駅があるのが目印。
ここを左折し、県道407号線に出ると「草薙駅前」交差点。
ここを右折。
しばらくは県道run。
やがて草薙一里塚跡。
となりに大きなたぬきの像がある。
すぐに道が左右に分岐するから、左側の狭い方を選択。
右側、こんもりした一角に「上原延命子安地蔵堂」。
人並には長生きしたいからね、一応お参りしておく。
静鉄「狐ヶ崎駅」前に出る。
いかにも地方私鉄の駅前の雰囲気で、そそられる。
無性に静鉄に乗りたくなるが、我慢我慢。
当分の間、一本道で、静鉄と東海道本線(並走している)の線路を踏切で越える。
そこから600mほどで、右側に和菓子屋らしき建物が。
創業1695(元禄8)年の老舗、「追分羊羹(ようかん)本店」。
きっと江戸の旅人も、ここで糖分を補給していたんだね。
そして名前のとおり、ここは追分でもある。
お店のすぐ横に道標があり、どうやら「是より志ミづ道」と彫ってあるらしい。
現代表記なら「ここより清水道」ってことやね。
直進は東海道、南に行くのが清水道、つまり清水の港を目指す道なのさ。
まっすぐ進むと三叉路に出るから、斜め左に進む。
巴川という小さな川を渡る。
何の変哲もない橋だけど、「稚児橋」といい、元々は徳川家康の命により架けられた由緒ある橋らしい。
すぐの信号を右折するのが東海道。
この辺りから江尻宿が始まっていたと思われる。
案内板もないから分かりにくいけど、2つ目の信号を左折。
「平野屋」というお店があるから、それが目印かな。
そのまま北上すると「江尻東」の交差点に出る。
ちょっと物足りない気もするが、天気もあまり良くないし、景色も良くないし、ここを本日のゴールとする。
距離も若干短めで、12~13kmぐらいかな?
右(東)に行くとすぐにJR東海道本線「清水」駅がある。
もう少し天気が良ければ、駅周辺の散策もしたいけれど、本格的に雨が降ってきた。
まぁ、ある意味、ゴールしてからでラッキーだけどね。
ということで、着替えを兼ねた小休憩後、再び東海道本線鈍行にて家路に着くコスモタイガー。
小まめに駅がある静岡鉄道に対し、東海道本線は「草薙」まで駅もなく、一気に突き抜ける感じで気持ち良い。
※2015.3.20追記:地図、作成しました。(ここをクリック)