「いつかは」と思っていた『自転車で(自走して)芦ノ湖』、は突然に機会が訪れました。それが「あしがらロングライド」に備えての調整というところがナントモ。
鉄レーサーに付けている Cyclone2 はショートゲージのため、52T×11T-38T×32Tを駆動するためのチェーンのたるみを取り切れまい、とロングゲージの Superb Tech に換装しました。これでなんとか行ける、かも。
ただ、ここまでワイドレシオ化すると当然のことながら、変速した際の速度差が大きくなるので、脚に疲労が溜まりやすくなります。実は出発して小田原に着くまでに、その兆候が出ていました。おまけにチェーンが長めだったこともあって、変速が上手く決まらず、それもちょっとストレスになってました。
言い出しっぺということもあって集合場所に1時間近く早く着き、休憩(と補給)を充分に取ったものの、やはり「レーサー」としてのギア比とは違うので、自己流他流試合みたいなことになってました。こうなると多段化(というより現代化)できる余裕がないフレームというのも辛いものがあるなぁ、とか思ったりしたり。
風祭から宮ノ下までで1回休憩、その後も宮ノ下まで(同行者には悪かったけど)這うように登っていきました。一人だったらとっくに蛇行作戦に切り替えていたところ。一度「太閤の湯」まで来ているので、宮ノ下までは経験済み、この先は車か列車でしか来たことがありません。
心配だった宮ノ下から小涌園までの急登も、脚にトラブルを起こすことも無く登り切り(箱根消防署前で先行した同行者に待っててもらった)、小涌園前のコンビニで休憩。ここで「大涌谷で温泉卵を食べよう」組と「当初の計画通り元箱根を目指す」組に分かれました。
元箱根組はそのまま「箱根駅伝」のコースをなぞり、駅伝の練習をしている大学生に抜かれたり(汗)しながら、国道1号最高地点(標高874m)で
記念撮影なぞして、大芝の交差点を右折して湖尻に向かいました。もう、脚が終わりかけているので、「下りは早い、登りはナメクジ」状態でなんとか昼食場所の湖亭に着きました。ほどなく大涌谷組も到着し、昼食。
湖尻港で大涌谷組から温泉卵をお土産に頂き寿命を7年延長した後、ラスクをお土産(自宅用)に買って、ぼちぼち休憩しながら帰りました。
帰り道、脚がだるかった割には江の島辺りまではスピードに乗れて、30㎞/h前後で走れたお陰で時間を稼げました。三浦半島に入ってからは20㎞/h前半での移動。帰宅するまで脚が攣ることも無く無事に帰れましたが、(同行者には申し訳ないけど)無理をする前に休憩を取ったのが良かったようです。
一度(曲がりなりにも)芦ノ湖まで行けたので、次回は構えることなく登れるかもしれない。
そんな芦ノ湖で見かけた
その車体で走った(走れた)経験は、余裕というか保険として担保されますから、あると無いとでは大きく違いますよね。
お疲れさまでした(^^)
…してませんでした。大丈夫ですw
一度大雄山駅前からちょっと走ったし、今回も1,000m近い標高を一度に登っているので、気分的には楽に慣れたと思います。
あとは疲労の具合ですねぇ。
で、まぁ「懲りなかった」ということでw