楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

峠道

2014-08-04 | 自転車
自分なりに分類してみた。
1:現役のもの
…舗装されていて、近隣住民の自動車も走る道。行ったことがある場所でいけば
@箱根峠/神奈川-静岡;現役の大動脈のひとつ。
@笛吹峠/岩手;遠野-釜石を結ぶ。交通量は少し。
@大弛峠/長野-山梨;山梨分は完全に舗装されていて、ロード車でも行ける。
@大ダワ/東京都;交通量は少ないけど、鞍部にはトイレなど休憩場所有り。

2:現役でないもの
…例えば今まで使っていた道が狭隘のため、峠道の下をトンネルでバイパスするようになったため、使用頻度が少なくなった道。ロード車で行ける。
@権兵衛峠/長野;自動車ですれ違うには、ちょっとした技術が必要。途中に柵があり状況によって閉鎖されることもある。「権兵衛トンネル」でバイパス。脇に権兵衛峠の旧道(後述)がある。
@小峠/岩手;遠野街道にある道。「小峠トンネル」でバイパス。遠野物語に因れば"キャシャ"という化け物が出るらしい。
@さった峠/静岡;東海道・興津と由比の間にある蜜柑畑を通り抜ける峠。

3:旧道
…かつての街道、今は林道として整備されているか山道。ロード車立ち入り不可
@仙人峠/岩手;仙人トンネルでバイパスされているが、旧道は完全に山道。
@朝夷奈切通・名越切通/神奈川;鎌倉七切通。
@鳥居峠/長野;奈良井と藪原の間にある峠。「新鳥居トンネル」と作業用の自動車が通るための林道でバイパスされているが、中山道としてはこの道が正解。権兵衛峠の旧道と同格だけど、実走したのがこの道だったので旧道扱いに。

"活動対象"としては2と3ということにしておきたいです。1は自転車で行くほどの感慨も無さそうだし、自転車を含む交通量の多さに辟易しそうだから。

で、もうひとつ。その峠道がどれだけ旧いものか、という見方。これは文献などで丁寧に探していく必要があるのですが、今となっては踏破の記録を手軽に探すことができるので、手間が省ける反面、便利さがつまらないです。

旧道やバイパスされてしまった街道筋には、ちょっとした"お宝みたいなもの"がまだ残っていて、そんなのを見つけると「自転車で来て良かった」って気分になりますね。


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