先日の近所の峠の後日談。
あの坂を登ってる時、チェーンの悲鳴を聞いたのですが、その後何ともなかったのでそれきりと思ってました。その翌日骨接ぎに行った帰りに、何度もチェーンが外れるので、よく見てみると…
ありゃりゃ。
チェーンを繋いでいるピンが抜けかかってます。
向かって右端のリンクのピンが凹んでます。ちなみにこの写真の中央のリンクがサビているのは、60T化した際に足りなくなったところを、以前使っていたチェーンで補ったから。
このピンを新しいピンに差し替えて様子を見ます。
アンプル・ピン登場。3本で400円。今まではピンを抜ききらずに作業をしてましたが、ちょっとコツがいるのとラクしたい一心でお金に頼りました。
先の丸いほうをリンクの継ぎ目に差し込み、そのまま工具で押し込んでいくと、こうなります。
写真のチェーンの上側に突き出たピンを折ると作業完了。調子に乗ってねじ込んでいくと向こう側に抜けてしまいます。完全にツライチになるまで押し込むよりは、ちょっと残しておくのが良いらしい(口伝)。
さて、外したリンクを検証してみます。
手前の板の左側が原因箇所。
手前左側の穴が歪んでます。
向きを変えて手前の板右側の穴のあたりが明らかに歪んでます。ん~、前回作業した時、時間が無くてやっつけ仕事してたかな。と猛反省。
ついでに、1速に入れたときにどうしてもチェーンが暴れるため、チェーンのリンクを1コマ外して解決しました。本当はリンクひとつだけ外したかったのですが、見ての通りチェーンは2つ1組でしか外せないんですよね。辛うじてロー側も入れられるコマ数は確保できましたが、各パーツぎりぎりのスペックでの運用になりそうです。60T化は鬼門だったかすら。
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