現在、鉄レーサーは36穴のホイールで、パスハンターは32穴のホイールで(共に700c)組んでいます。ここまで言えば、まぁ、何を企んでいるかバレそうですが。
32穴のボスフリーのハブ買っちゃいました。
鉄レーサーのボスフリー化が済んだあと暫くは、悪い虫はおとなしくなっていたのですが、「レーサーは32穴(以下)でしょ」と耳元で吹き込んだのがいて、そこでハタ!と膝を打った。「32穴のリムならあるじゃねーか!」
『パスハンター』。外道車であるにもかかわらず、700c×32穴というレーサーのホイールにいよいよ本性を発揮してもらえよ、という囁きがいつのまにか南岸低気圧の勢いを借りてつむじ風になってしまいました。
ここでフクザツな事情をば。
36穴の鉄レーサーはハブをボスフリー化したことで脱SHIMANOを完了したものの、32穴のパスハンターはまだSHIMANOのフリーが付いていて、レーサー向けのスプロケットを組み付けることができません。ボスフリー化以前ならタイヤとスプロケットを入れ替えて簡単にスワッピングすることができたのですけど。今さら鉄レーサーのハブをSHIMANOに戻すのも面倒くさいということもあり、時流に反してボスフリー化を推し進めてきた勢いもあって、『32穴のホイールをボスフリー化しようぜ』ということになりました。
手に入れたハブをさっさと組み替えて事が簡単に済むかと思ったら、ホイールの組み方とかスポークの番手の問題とかが一挙に噴き出してきて、結局パーツだけ見て「ホイール々1組(前後で2本)分買わなきゃいけない」という状況に追い込まれました。
(32穴化については、実はチューブラー用に準備しようかとか考えていたもので、そうなると更にもう一組ホイールを新調せねばならなくなる)
事はそれだけにとどまらなかった。パスハンター用のワイドレシオのスプロケット(のボスフリー版)が無いので、レーサー用ので代用するか(実はそんな考えも有ることは有る)、なんだか急にざわざわし始めたのでありました。
しかしこの『着せ替え稼働率』、フリクションシフトとクロモリのフレームだから対応できているのかと思うと、申し訳ないようなメリットを最大限に活用しているというか。(更にカッコ書き。SHIMANOのハブは130mm、Suntourのハブは126mmなにょだ)
良い子は決してマネしないよーに!
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