広い土地は用立てることができないので、その「実験」はネコの額ほどの民家の、これまたネズミの額ほどの濡れ縁にて行われました。
アルミ缶と板が用意された。
慎重に組み立て
点火準備、整いました!
「点火せよ!」
順調に燃焼続けています!
実験は無事に終了した。
そこで電報
「大統領、『赤ん坊』は無事に生まれました」
やった~~~~~~~~!
気になっていた『チムニー型アルコールバーナー』をチョー簡単に作ったった。
「設計図」はレストランのナプキンではなく、カレンダーの裏紙。
アルミ缶を2つ持ってきて、片方の底を水平に切り、そこにもう1つのアルミ缶を突っ込み、適当なところで同様に水平に切ります。切った後、アルミ缶が重なっている部分に空気穴を開けて完成。
この写真では口が密着することを前提としていたので、吹き出し口が空けてありますが、実は全く意味が無かった。
注意すべきことは、中子の缶を入れる際に押し込み過ぎると、隙間が無くなって気化したアルコールが出なくなると思う(この隙間はアルコールを入れる際にも使うので、燃料を入れるのも大変になる)。
使い方;
この隙間から燃料用アルコールを注入する。(50ccがmax)
前掲、キャップに燃料を少量注ぎ、これに火を点けバーナー本体を被せる。上に五徳(十字に組み合わせたアルミ板)を乗せて待っていると、やがてプレヒートが終了すると同時にバーナーが点火します。
アルミ缶バーナーの歴史
真ん中が1号炉、栄養ドリンクの缶ひとつで作ったの。
左が2号炉、110cc缶2個で作ったの。結構面倒だった。
右が今回作った3号炉。それまでのものが「炎が外側に出る」ので横風に弱かったけど、今回はいわゆる「かまどの中」なので、ちょっとは違うと思う。
燃料の入れ方に癖がありますが、手間を考えたら必要にして充分の性能。これで嵩張らなきゃ、ひょいと連れて行きたくなります。
諸々の手間と使い勝手の悪さに逆に魅力されるというか(^_^;
状況によりますが、最近はマイブームなのでガスよりも圧倒的に出番が多いです(笑)
「焚火」が一番面白そうなのですが、とりあえずのところは「液燃ストーブ」の王国になってます。w
ご用心ご用心。