楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

楽しいグレードダウン

2020-05-08 | 自転車
サイクロンMk.2が最高峰のディレイラだという話は常にしていますが、それは「脆さ」と紙一重でもあります。

一度不注意で「右側」に倒してオシャカにし、『観賞用』として取り置いていたものを現在使っていますが、いつ何時同じ事態が起きるかもしれないし、壊れてしまってもすぐに手に入れられるか(現在のところかなり)難しいので、泣く前に先手を取ることにしました。

サンツアーの『arx』です。サイクロンMk.2の下位機種です。価格を下げたことによる材料の違いが主なところ。特にリヤディレイラのパンタグラフのアームが鉄に変わったことで耐久性が大幅に上がっています。

この頃のサンツアー製品のお気に入りが

このディレイラのボディの薄さ。同じサンツアーのOleと比較しています。このOleは3代目サイクロン(7000系)と兄弟機です。剛性を高めたことが理由と思われますが、だいぶもっさりとした感じがします。もちろんOleのほうが重いです。

この当時のサンツアーの思想「マイクロライト・エアロダイナミクスフォルム」は、シマノのax(デュラエース7300系)への対抗策だったようです。自転車全体の中で、ごくわずかの部分の空力特性を下げたところでどれほど効果があったか微妙ですが(そしてシマノでは失敗作扱い)、今ではそういうことが「ウリ」にならないところに興味が湧きます。

先日手許に届き、今日は汚れを落としたりパーツのバリを削ったりして軽く整備しました。取り付けはちょっと先になりそう。

「グレードダウン」というほどではないですけど、サイクロンMk.2の保全を考えた安全策のつもりでした。



それと

先日のバーナーの件。

五徳の形がイマイチだったので作り直しました。
これを簡単に携行できるように、もう一工夫欲しい。


2 コメント

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>>亀次郎さま; (さくらなみき)
2020-05-10 08:41:04
おはようございます。
走りに行けないのは、ちょっとツラいですね。

>本物は大事にしまっています。
…結局「同じことなら代用品で」ということになってしまいますね。

あと、ケーブルやバーテープ、などの消耗品も、結構「値段を見て」が多いです。タイヤが特に顕著ですw
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Unknown (亀次郎)
2020-05-09 08:13:14
おはようございます。
なかなか、走れませんね。

「楽しいグレードダウン」、分かります。
亀もカンパのペダルのダストカバー、何個落として無くした事か・・・
これ、プラの癖に国産のペダルが買えてしまう程の値段がします。なので、無刻印のアルミ製の国産のダストカバーに換えて、本物は大事にしまっています。
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