きのうは節分でこの日を境にして暦の上では春になるのは皆さんご存知のことと思う。しかし、自然界はそんなに甘くはなく、その春になったとたんにこの冬一番の冷え込みだそうだ。東京の多摩地方在住の我が家付近は氷点下の朝となった。
この時期、自然界ってのはちょっと意地悪だったりする。受験なのに大雪降らせてみたり、立春なのに氷点下だったり。三寒四温でこれから暖かい日が徐々に増えていくと思うが、今年ほどそれが待ち遠しいことはない。個人的な見解から春になると花粉が増えるので、あまり歓迎はしないのも本音なのだが。
さて、我が家からの景色である。今日はあいにく富士山が見えない。上空には分厚い雲が漂っている。その雲が富士山を隠しているのだ。奥多摩方面に目をやると、その雲と山並みの隙間がオレンジ色に燃えていた。このグラデーション、すばらしいパノラマだ。思わずカメラを持ってベランダに出てみた。
しかし数枚シャッター切ったら底冷えがしてさっさと部屋に退散した。冬の時期は空気が澄んでいるので遠くまではっきりと見える。窓越しに楽しむことにしよう…