CozyConer

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深夜のドライブ

2006年02月08日 | 日記・エッセイ・コラム

Sa330088 寒い日が続いており、まだ春の予感も程遠い。しかしそれでも春は少しずつ近付いているのだろう、かつての凍て付く寒さ程ではないような気がする。春恋しい故の妄想なのかもしれない。

ふと車で流してみたくなった。イグニッションを回し、エンジンをスタートさせる。冷え切ったエンジンが回転数を高めに維持している。野太いエグゾーストが眠った住宅地に響いている。セレクトレバーをドライブにセットすると、一瞬リアを沈ませ、ぐっと前に飛び出そうとするが、手綱を引くかのごとくブレーキングで調整しいきり立つ車を落ち着かせる。

ウィンカーランプが眩しく感じる。深夜の街道に出ると思ったほど交通量が少なくない。水温計はまだ下を向いたままだ。あまりエンジンの回転数を上げずに流れに乗る。FMのラジオからはサクソフォンの鳴きが響くジャズが流れていた。

宛てなんてない。ただ街道を西へ向っている。米軍の空軍基地を過ぎると交通量も一気に減る。すっかり冷えてしまったブラックの缶コーヒーを一口すする。買ったときは熱くて口も付けられなかった。大型トラックが背後にぴったり付いて来る。多少あおられているのだろうが気にしない。痺れを切らしたトラックは車線を変更し一気に追い越しをかけてきた。ボクもその瞬間を待ってたかのようにアクセルを開く。かすかにターボチャージャの加給音が聞こえ、背中がシートに押し付けられる。レブカウンターは一気に跳ね上がった。右のドアミラーにはさっきのトラックが小さく写っていた。

ある種の満足感を感じ、来た道を引き返す。同じ道のはずなのに帰りは短く感じた。深夜なのに独りで歩くミニスカートの少女がいた。ふとその反対側にはゆっくりと歩く男性もいる。何か一緒に歩けない訳があるのだろう。イグニッションからキーを抜き、静かにドアを締めて自宅へ戻る。ビールを飲んで寝ることにしよう。


オトコの簡単料理~納豆チャーハン~

2006年02月08日 | 食・レシピ

Sa330086 今日はワケあって晩飯はラーメンと決めていた。何処かうまそうな店はないものかと考えながら会社からの帰路についてたわけだが、我が家の冷蔵庫に賞味期限が数日過ぎた納豆と、キュウリが数本あるのを思い出した。そっちを処理するのが優先だな、と軌道修正し自宅へと向った。でも名残惜しやラーメン、また会う日まで…だ…

レシピも何もない。至って簡単。冷蔵庫にある具になりそうな野菜やら肉やらをまず探し出してみじん切り。

熱したフライパンに油を少し多めに入れて、とき卵を一気に流し込む。手早く箸で混ぜると油を吸った卵がふわぁ~っとしてくる。

一旦卵は皿に上げておき、ご飯(ボクの場合は冷や飯)、具を入れてさっと炒める。そこへ卵を戻すと、油を吸ってるので焦げ付くこともなく綺麗に炒まる仕掛けだ。塩コショウで味を調え、鍋肌からさっと醤油で香り付け。

最後に納豆を付属のタレであえておき、ご飯にまぜて軽く火を通す。なんでも納豆菌は熱に弱いらしい。あくまでもさっと混ぜておこう。

さぁ出来上がり。ちなみに奥に見えるキュウリはスティック状に切り、ニンニクのみじん切りと混ぜた味噌に付けてバリバリといただいた。あー美味しかった。ご馳走様。