山とバイクと時々お遍路

近畿北部、北陸の山(特に白山が好き)歩き。バイクツーリング、自転車で遊んでいます。

神社仏閣探訪 出雲大社(NO2)

2017年04月20日 | 神社
西十九社 御祭神・・八百萬神
旧暦十月には全国の神々が大国主大神の許にお集りになられ、人々の幸福、主成発展のために神議なさる神在祭が斎行されます。十九社はその際の神々のお宿となります。又、平素はは全国八百萬の神々への遥拝所です。


東十九社


文庫
寛文七年(1667年)のご遷宮に際して新造された図書館建物です。寄棟造りの屋根は栗板の栃葺き仕様、内部は中央が土蔵造りで和漢書などの架蔵部屋、その左右が畳敷きの閲覧部屋となっています。
貞享二年(1685年)水戸徳川家二代藩主の徳川光圀(水戸黄門)は「大日本史」の編纂のため、助さんこと佐々介三郎を出雲大社に調査派遣します。助さんはこの文庫も訪れたことでしょう。


摂社 素鵞社(そがのやしろ)御祭神・・素戔嗚尊(すさのおのみこと)
素戔嗚尊は三貴子(天照大御神、月読尊、素戔嗚尊)中の一柱であられ、天照大御神の弟神にあたります。出雲の国に天降りされ、肥河上に於いて八岐大蛇を退治されて人々をお助けになり、奇稲田姫を御妻として大国主大神をお生みになられました。


ムスビの御神像




神社仏閣探訪 出雲大社

2017年04月18日 | 神社
2017年4月12日13日(水、木)晴れ

何度となく訪れている出雲大社ですが、今回はゆっくりと くまなく境内を巡りその歴史にふれてきました。2日めは早朝に神門通り宇迦橋大鳥居から歩いて勢溜鳥居、下り参道、祓橋、松の参道を進むと、ちょうど荒垣内境内の開く午前6時になりました。
朝の凛とした静寂な空気に包まれ、心身ともにシャンとします。この参拝は忘れられないものとなりました。

【以下出雲大社ホームページより】

出雲の国は、神の国、神話の国として知られています。
その“出雲の国”には、今もなお古の神社がいたるところにあります。
そして、その中心が「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」をおまつりする出雲大社(いづもおおやしろ)です。
大国主大神は、「だいこくさま」と申して慕われている神さまです。
だいこくさまは、「天の下造らしし大神」とも申しますように、私達の遠い遠い親達と喜びも悲しみも共にせられて、国土を開拓され、国づくり、村づくりに御苦心になり、農耕・漁業をすすめ、殖産の法をお教えになり、人々の生活の基礎を固めて下さいました。
また、医薬の道をお始めになって、今もなお人々の病苦をお救いになる等、慈愛ある御心を寄せて下さったのです。
だいこくさまは、救いの親神さまであると共に、すべてのものが「おのずから」の姿にあるように護って下さる親神です。

【御祭神】
  大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)・・だいこくさま
【見どころ】
  全てです

出雲大社社務所
699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195
電話 0853―53―3100
FAX 0853―53―2515
お問合せ 午前8時30分~午後5時

御朱印


宇迦橋の大鳥居


勢溜の鳥居


祓橋


松の参道


銅鳥居(ここから荒垣内境内)


拝殿
現在の拝殿(はいでん)は、昭和34年5月に竣功しました。通常は参拝者の御祈祷が行われ、古伝新嘗祭等のお祭の他、さまざまな奉納行事が行われます。


東回廊と八足門


御本殿
御本殿(ごほんでん)は、大国主大神さまがお鎮まりになっておられ、大国主大神さまの御事蹟に対して建てられた宮です。高さ約24メ-トルの偉容は、御神徳(ごしんとく)にふさわしく比類のない大規模な木造建築の本殿です。「大社造り」と呼ばれる日本最古の神社建築様式の御本殿は、現在国宝に指定されています。御本殿をつつむかのようにそびえる八雲山(やくもやま)を背景にした姿は、たくましい生命力を感じさせ、見るものに感動を与えます。





神社仏閣探訪 元伊勢皇大神宮(こうたいじんぐう)

2017年04月06日 | 神社
2017年4月5日(水)曇り

大江山や、丹後半島の山やツーリングに行く時、何度となく横を通りながら一度も立ち寄ったことのない神社でした。
自分の中で元伊勢なんてどうせ勝手に名乗ってる自称かなんかじゃないの、という胡散臭さを感じていました。しかし、まったく認識の無さ、無知からくる思い込みであったことを恥ずかしく思いました。
今日はゆっくりと境内を見て回りましたが、思っていた以上にその広さ、歴史の深さを感じさせる社や巨木群に驚きました。

【京都府ホームページより】
第10代崇神天皇の39年に大和地方からここに天照大神の神鏡をまつったといわれ、以後全国を転々とした後、54年後に三重県の伊勢神宮に正式に鎮座されたことから元伊勢宮といわれる神社。
杉の古木が立ち並ぶ山道を抜けると、壮大な構えの元伊勢内宮皇大神社がある。
本殿の両側には、脇宮2社が祀られ、それらを囲むように80余り社の小宮が並んでいる。
黒木の鳥居は全国でここと京都嵯峨野の野々宮神社以外には例がない。
周辺には五十鈴川、宮川、真名井ノ池、宇治橋、猿田彦神社など伊勢神宮にまつわる名称が数多くある。

【御祭神】
御本殿・・天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
脇宮左殿・天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
  右殿・𣑥機千々姫命(たくはたちぢのみこと)
末社・・・熊野神社外八十社
【見どころ】
御本殿・・茅葺神明造り、千木は内ソギ、鰹魚木十本、左右に棟持柱
黒木の鳥居・・皮つき杉の古式なもので全国的にも珍しい
龍灯の杉・・推定樹齢2千年
麻呂子杉・・推定樹齢千年以上、聖徳太子の御弟麻呂子親王の御手植え杉
さざれ石、君が代碑、御製碑(今生天皇の御心を詠まれた歌碑)

ここから参道を上る


参道鳥居


参道 巨木多い




ようやく建物が見えてきました


麻呂子杉


元伊勢の厄神さん


黒木の鳥居


本殿




左殿


右殿


日室嶽遥拝所
大江町誌によると
天の岩戸神社の川向こうの原生林に続く急斜面の山が「日うらが岳」で、日陰ケ岳とも日室岳とも表記され、神の降臨を伝える神体山であり、禁足の神聖が守られている。内宮社境内の遥拝所を一願さんと呼ぶ。日裏岳・城山(じょうやま)(岩戸・日室岳・日浦岳などとも呼ばれている)。




天の岩戸神社へ




岩戸の渓谷 内宮発電所ダムの下流は岩戸の渓谷である。20メートル以上にも及ぶ断崖絶壁が両岸にそそり立って、その底を渓流がはしる。この渓流にのぞむ岩上に天ノ岩戸神社が鎮座している。
渓谷の右岸は、日浦ヶ岳(城山)でカシの自然林である。左岸は宮山で、シイの古木が茂る自然林が皇大神社に続いている。
岩戸神社本殿上手には、神が天下ったという御坐石があり、本殿左手の川の中に神楽岩と呼ばれるものがある。ここから約50メートル下流の岩に数個のくぼみがある。甌穴(おうけつ)であろうが、神が産湯を使った「産だらい」といい伝え、神々の伝承がここにも息づいている。

渓谷へ下ります













神社仏閣探訪 天橋立 元伊勢籠神社(このじんじゃ)

2017年04月04日 | 神社
2017年4月3日(月)晴れ

※以下籠神社HPより

※御祭神
【主祭神】
〇彦火明命(ひこほあかりのみこと)
天照大神の御孫神で、邇邇芸命(ににぎのみこと)の御兄神に当たられます。

【相殿】
〇豊受大神(とようけのおおかみ)
国生みされた伊射那美神(いざなみのかみ)の御子神である、和久産巣日神(わくむすびのかみ)の御子神で、天孫降臨の際に天火明命(彦火明命)と共に天降られた神様です。

〇天照大神(あまてらすおおかみ)
国生みされた伊邪那岐神(いざなきのかみ)の左目からお生まれになった神様です

〇海神(わたつみのかみ)
当社の海神は山幸彦である彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)の后神の豊玉毘売(とよたまびめ)と伝えられています。

〇天水分神(あめのみくまりのかみ)
奥宮真名井神社にお祀りされている水戸神の御子神です。


【籠神社は】
第四代懿徳(いとく)天皇の御代(紀元前507年)に始まった「藤祭」を第二十九代欽明(きんめい)天皇(539~571年)の御代に「葵祭」と改称し、2500年以上その祭祀を継承しています。

ご本殿は伊勢神宮と同じ「唯一神明造り」です。柱は丸く棟持柱や心御柱があります。屋根は前後二方向に勾配を持つ「切妻造」で、棟と平行して入り口がある「平入り型」になっています。屋根の両端には屋根を貫いた千木(ちぎ)が天に向かって聳えています。

神明造りのお社は他にもありますが、規模・様式とも伊勢神宮に近似しているお社は当社以外になく、当社と伊勢神宮が古代から深い繋がりがあったことを物語っています。

特に高欄上の五色(青・黄・赤・白・黒)の座玉(すえたま)は伊勢神宮御正殿と当社以外には拝せられないもので、日本建築史上特に貴重なものとされています。


【元伊勢とは】
天照大神が宮中を出られてから伊勢の五十鈴川の河上に御鎮座されるまで皇女が天照大神の籠もられた御神鏡をお持ちになって各地を御巡幸になり、一時的に天照大神をお祀りした二十数カ所の宮々のことを云います。

御朱印 二つあります(希望で)
籠神社(300円)


元伊勢朱印(500円)



鳥居


神明(しんめい)鳥居


狛犬(重要文化財)




手水舎


神門これより撮影禁止


本殿


拝殿・本殿(撮影禁止により神社HPより転載)


撮影禁止により神社HPより転載


奥宮 真名井神社参道


奥宮 真名井神社参道鳥居


工事中でした




境内鳥居


「天の真名井の水」が湧き出ています。「真名井」とは水に付けられる名前では最高の敬称なのだそうです。




これより先は撮影禁止となっていました





その他詳細は籠神社ホームページをご覧ください
http://www.motoise.jp/about/

神社仏閣探訪 白山比咩神社

2017年04月03日 | 神社
2017年4月1日(土)晴れ

能登半島猿山に雪割草を見に行った帰りに立ち寄りました。白山登山の際、奥宮には何度も参拝していますが 白山信仰の大本である当社には まだ参拝したことがありませんでした。
以前よりいつか参拝に訪れたいと思っていました。時間が午後5時前と遅くなり、少し気忙しい参拝になりました。
なお、今年は泰澄大師により白山が開山されて1300年の記念すべ年にあたり、それに関連してさまざまな催しが予定されているようです。

以下白山比咩神社HPより

【御祭神】
☆伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
☆白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)
 (菊理媛神(くくりひめのかみ))
☆伊弉諾尊(いざなみのみこと)
【由緒】
石川、福井、岐阜の3県にわたり高くそびえる白山は、古くから霊山信仰の聖地として仰がれてきました。ふもとに暮らす人々や遥かに秀麗な山容を望む平野部の人々にとって、白山は聖域であり、生活に不可欠な“命の水”を供給してくれる神々の座でした。
やがて山への信仰は、登拝という形に変化し、山頂に至る登山道が開かれました。加賀(石川県)の登拝の拠点として御鎮座二千百年を越える当社は、霊峰白山を御神体とする全国白山神社の総本宮です。
【御霊験】
・五穀豊穣 ・家内安全
・生業繫栄 ・大漁満足
・良縁成就 ・学業成就
・開運招福 ・交通安全
・身体健全

【住所・電話】
  〒920-2114 石川県白山市三宮町ニ105-1  
   TEL (076)272-0680 FAX (076)273-0933

その他詳細はHPへ

御朱印




手水舎


御神木


拝殿・本殿




神門




荒御前神社


白山奥宮遥拝所