2018年28日(金)
白山は養老元年(717年)に越前の僧泰澄によって開山され、その後信者や修行僧が登山を始めるようになりました。現在の登山道の一部は、昔禅定道と言われた旧道の一部です。
白山の主峰は御前峰(2702m)で、大汝峰(2684m)や剣ヶ峰(2660m)の三山を中心に成り立っています。
「加賀白山伝記之事」に泰澄の白山開山に関する以下の記述があります。
【養老元年(717年)六月白山の絶頂に登り、転法輪の岩室に入り緑の池に向ひて観念したまへは、池の中より九頭の龍王出現せり。大師これを御覧して、それは方便の示現なり。本地の真身にあらすと深く祈念したまへは、十一面観世音大慈大悲の玉体速にあらわれたまふ。】
この十一面観音の木像が山頂に祀られています。なお大汝峰には阿弥陀如来が、別山には聖観音が祀られています。
さて!その白山開山の原点となった転法輪の窟に向かいます。
ここからは一般登山道ではありませんから指標はありません。非常に危険な斜面を下りることになりますのでお勧めはできません。
目印の大岩へ谷をトラバースします
見上げると窟が
この朽ちかけた標柱だけが転法輪の窟の証です
地蔵菩薩は誰かの供養で置かれたようです 厨子も最近置かれたようで以前はありませんでした 厨子の中には十一面観音菩薩が納められています。
泰澄はこの景色を見ながら悟りを求め修行したのでしょう
転法輪の谷です
窟は地震により埋まってしまいましたが見事な岩の廂は健在
ゆっくりと妄想の世界であそばせてもらい窟を後にします
登り返します
室堂センターに戻りデポしていたザックに詰め変えて下山します
トイレ舎の新築工事中でした
お世話になりました
別当出合に下山完
市ノ瀬休憩所が完成したようです 業者が引き渡しの説明中でした ちょっと中を覗かせてもらいました
畳の広い休憩所です
水洗い場も設けられています
天気にも恵まれていい山行になりました。
感謝合掌礼拝!
白山は養老元年(717年)に越前の僧泰澄によって開山され、その後信者や修行僧が登山を始めるようになりました。現在の登山道の一部は、昔禅定道と言われた旧道の一部です。
白山の主峰は御前峰(2702m)で、大汝峰(2684m)や剣ヶ峰(2660m)の三山を中心に成り立っています。
「加賀白山伝記之事」に泰澄の白山開山に関する以下の記述があります。
【養老元年(717年)六月白山の絶頂に登り、転法輪の岩室に入り緑の池に向ひて観念したまへは、池の中より九頭の龍王出現せり。大師これを御覧して、それは方便の示現なり。本地の真身にあらすと深く祈念したまへは、十一面観世音大慈大悲の玉体速にあらわれたまふ。】
この十一面観音の木像が山頂に祀られています。なお大汝峰には阿弥陀如来が、別山には聖観音が祀られています。
さて!その白山開山の原点となった転法輪の窟に向かいます。
ここからは一般登山道ではありませんから指標はありません。非常に危険な斜面を下りることになりますのでお勧めはできません。
目印の大岩へ谷をトラバースします
見上げると窟が
この朽ちかけた標柱だけが転法輪の窟の証です
地蔵菩薩は誰かの供養で置かれたようです 厨子も最近置かれたようで以前はありませんでした 厨子の中には十一面観音菩薩が納められています。
泰澄はこの景色を見ながら悟りを求め修行したのでしょう
転法輪の谷です
窟は地震により埋まってしまいましたが見事な岩の廂は健在
ゆっくりと妄想の世界であそばせてもらい窟を後にします
登り返します
室堂センターに戻りデポしていたザックに詰め変えて下山します
トイレ舎の新築工事中でした
お世話になりました
別当出合に下山完
市ノ瀬休憩所が完成したようです 業者が引き渡しの説明中でした ちょっと中を覗かせてもらいました
畳の広い休憩所です
水洗い場も設けられています
天気にも恵まれていい山行になりました。
感謝合掌礼拝!