今日は群馬県富岡市にある世界遺産暫定リストに記載されている富岡製糸工場に行ってきました。明治の初期、当時の日本はまだ明治維新を迎えたばかりでしたが、欧米の近代国家に追いつくべく政府は殖産興業政策を掲げ、輸出品として生糸の品質改良と大量生産を可能とする器械製糸工場の導入を推進すべくフランスより技術者を呼び、富岡に工場を建て、器械製糸の生産を始めました。
当時としては画期的な工場であり、近代産業発祥の歴史がここにみられたようです。官営工場として操業を始めましたが、やがて民間企業に払い下げられ、以来115年間操業を続けてきました。一貫して同一製品の生産が行われ、操業停止後も旧状を変えることなく保存管理されてきましたので、この生産ラインは今にでも動き出しそうな内部の保存の良さには感動してきました。
当時としては画期的な工場であり、近代産業発祥の歴史がここにみられたようです。官営工場として操業を始めましたが、やがて民間企業に払い下げられ、以来115年間操業を続けてきました。一貫して同一製品の生産が行われ、操業停止後も旧状を変えることなく保存管理されてきましたので、この生産ラインは今にでも動き出しそうな内部の保存の良さには感動してきました。