”見たさ逢いたさ想いがつのる、恋の八尾はオワラ雪の中” 格子戸の家並みに哀調おびた胡弓の音色と越中おわら節の唄に合わせ男女の踊り手が三日三晩町内を踊る「街流し」に八尾の街は幻想のムードに溢れます。今から40年前・・・我がヤンGも忘れられない恋の思い出が残ります。それだけにこの時期になりますとあの頃の甘いロマンスが心を揺さぶりますね。日本で最もロマンな祭り、哀愁をおびた胡弓の音色、顔が見えないほど深く被った編み笠、音もなく現れるたおやかな踊りには「静の美しさがありますね、切ない恋の歌詞もまた魅力です」
”見送りましょうか峠の茶屋まで、人目がなければあなたの部屋まで
もしや来るかと窓押し開けて、みれば立山オワラ雪ばかり
見たさ見たさ逢いたさに想いがつのる恋の八尾はオワラ雪の中
いい歌ですね~この踊りを見てると遥か昔に戻って儚い男女の淡き恋の物語を想いだします。 ”風の盆”はさあ~と吹いて消えていきました。