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そこでスポーツ(運動)の重要性が益々高まると考えています。スポーツは筋力を維持し、バランス能力を向上させるため、要支援・要介護の原因である転倒・骨折の予防にも繋がります。今回の私の骨折もただ雪道で滑って転んだだけなのです。骨密度検査も受けましたが、40代後半からロードバイクに乗っていることもあり骨密度そのものは同年代の数値は上回っていいました。ただ、20代の若者の数値に比べれば明らかに下降しているのです。歳相応以上の骨密度でも転んだだけで骨折してしまうという事実はショックでした。
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運動していても骨折するじゃないかと言われるかもしれませんが、今年古希を迎える年齢ならそれも止む無しといえるのではないかと思っています。50代まではねん挫で済んでいたのが60代後半なら骨折になることもひとつの経験になったと考えているからです。抜釘はまだなので、今後どうなるかは分かりませんが、よほど運が悪くなければまたロードバイクで走ることが出来るはずです。
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もし、私が40代後半にロードバイクに出会わなかったらと考えたことがあります。おそらく体重は80㎏をはるかに超え、様々な病が私を襲っていたのではと容易に想像できます。仕事のストレス解消をアルコールに求め、運動は大の苦手と来ているのですから。私の従妹は40代で、叔母も50代で心臓病で亡くなっているのです。祖母も60歳の時に心筋梗塞で亡くなっています。
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このように私も遺伝的に本態性高血圧症で長年服薬しています。そんな私が運動もせず飲んだくれていたら今はこのような文章を書いていることもなかったかもしれません。今は本当にロードバイクと出会ったことを幸運だと感じています。体重はロードバイクに乗り始めた頃と変わっていませんし、血圧も服薬で安定しています。健康診断の数値も問題はありません。筋肉痛がそれの代償だと考えれば、その痛みに喜びを覚えたとしても不思議ではないと感じているのです。
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