3月18日付けのGIANTのWEBサイトにTCR SLモデルのフル・スペックが公開されました。GIANTによると“SLWT(Super Light Weight Technology)”のフレームはスタンダードTCRに対し約20%もの軽量化を実現とありますので、予想通りTCRのALLUX SLのフレーム重量は1300g程度ということになります。TCR SLモデルもTCR同様パワーコアBBが採用されていました。外見はほぼTCRのALLUX SLモデルと同じでありながら重量を20%も軽減したということは、素材を相当に薄くすることに成功したということになるのでしょう。ADVANCEDクラスのカーボンバイクと双璧をなす上級ピュアレーサーとして、アルミ素材の剛性感を好むストイックな競技者に新たな選択肢を提供することになることを大いに期待しています。 一方、フレーム・ベースで200gの差が完成車レベルでは1kgもの差になていることについてですが、スペック表を見る限りハンドルバーやステムはTCR2と同じGIANT CONNECT 31.8で、大きな違いはシートポストがGIANT CONNECT SL CARBON 30.9採用でTCR2のGIANT CONNECT SLより37g軽くなっているだけのようです。
ということはホイールとシートポストで約500g、フレームで200g程度軽量化されている訳で、残りはペダルの有無の違いだと思います。実際TCR2が納車されたら量ってみようと思っていますが、おそらくペダルは300g程度の重さがあるはずです。カタログスペックを読み解くにはこうした細かなことも見落とさないようにしなければいけないと思っています。従って、TCRとTCR SL2との実際の重量差は700g程度ということになります。
700gも軽量化されたモデルが4万円UPで買えるのは確かに魅力的ですが、そこまでアルミフレームに拘るのなら若干割高でもCAAD10 5にした方が無難かなぁと思います。カーボンフレームの実績ならGIANTの方が上ですが、ことアルミフレームに関してはCANNONDALEの方が明らかに優れていることは間違いないでしょう。
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