ロードバイクに乗り始めた頃はホイール交換が楽でした。当時は12-25Tの10速か11-28Tの11速が当たり前だったのですが、最近は11-34Tの11速や11-36Tの12速なんていうスプロケットが普及し、リアディレイラーもショートゲージ(SS)では対応できず、ロングゲージ(GS)が当たり前のようになっているのです。
CAAD10の頃はULTEGRAの10速でしたから、リアディレイラーもSSでスプロケットも12-25Tか12-27Tをメインにしていたので、平地用のホイールWH-500に12-25Tを登り用のWH-6800に12-27Tのスプロケットを装着し、ライドに応じてホイールを履き替えていたのですが、ホイール交換に苦労したことはありませんでした。
CAAD12はULTEGRAの11速で既存のホイールはMAVICのAKSIUMに11-28Tのスプロケットが付いていました。勿論、これに10速用のスプロケのままではホイールは使えません。それに加えてCAAD12のチェーンリングはミッドコンパクトの52-36Tでしたから、リアが11-28Tではキツク、登り用にALEXRIMのALX473を購入しあえてワイドレシオの11-34Tスプロケットを装着してから、ホイール交換が厄介なものになって行きました。
このころからワイドレシオのギアが増えて来たこともあり、下位モデルのリアディレイラーはGSが当たり前になっていましたから、坂が苦手な私はリア11-34Tというスプロケットに飛びついてしまったのです。ただ、ギアの差が大きくなるので、11-28Tのホイールから11-34Tのホイールに交換する度に、リアディレイラー調整が必要になり、テンションボルトの調整に止まらず、ロー側の位置調整も必要になってしまいました。これはリア34Tを使うためにチェーンをひとコマ増やしているからでした。
自分なりに勉強していたつもりだったのですが、結局、最後にシフトワイヤーをリアディレイラーから外し、位置決めからやり直す羽目になってしまうのです。最終的にロードバイク生活を楽で楽しいものにするために、チェーンリングをコンパクト(50-34T)に替え、ホイール交換もしない道を選ばざるを得なくなってしまったのです。
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