ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

タンポポのジュータン

2011-05-25 23:53:03 | ペット
                     

 雪が無くなって、暖かい日が続きだしたら、北海道では、一気に桜も梅も、コブシもモクレンも、水仙・チューリップ、そしてタンポポ、菜の花と、連続して咲きます。

 今は、タンポポの最盛期。人の手が入っていない空き地は、黄色いジュータンが敷き詰められているようです。遠見には、黄色と緑の組み合わせで、菜の花のようなんですがね~。

 タンポポも、花のうちは綺麗だったり、可愛かったりで良いのですが・・・綿毛になると辛いですよね。綿毛といえば、もうすぐだと思うのですが、札幌の幌平橋という辺りでは、綿毛が一面に舞います。これはタンポポではなく、ポプラの綿毛です。北海道の柳の木には、綿毛を飛ばす木もあるようです。みんな子孫を残すために必死ですね。

 北海道の味つきジンギスカンで一番の有名店「松尾ジンギスカン」のある滝川市は、現在「菜の花祭り」を開催中だそうです。まだ3分咲きだそうですが、満開になると、山一面という感じで綺麗だそうです。(というのも、去年は、チラリと、高速を走行中に見たのですが、現地には、行った事が無いのです)

 湧別町という、オホーツクの方の町ではチューリップが見事に咲いていて、更に今日のニュースで、旭山動物園で、狼の赤ちゃん(3匹)が公開されたとやっていたので、妻が、見に行きたいと騒いでおります。なにぶん仕事が忙しいんでね~。自分で運転して行って欲しいのですが・・・「私を殺す気か!」と、訳の分らん事を言い出す始末で・・・。ま~ペーパードライバーだし、手の状態も今一ですからね。

 それでも去年よりは精神的には余裕が出来たのかな、と思いますね。今、農家の方は田植えの真っ最中。水を張った水田は、カガミのように綺麗で、そこに稲苗が植えられると、見る場所でさまざまに変化して、水田の美しさを再確認しました。

 昨年も同じ景色を見ていたはずなのですが、妻の手のことや、先行きの生活や仕事の事で、全然心には入ってこなかったんですね。田植えの光景を間近に見るのは、何十年ぶりなのか・・・、子供の頃を思い出しました。田んぼに水が入った途端に、「ガー、ガー」かな?カエルの合唱が始まりました。 
                   


配管修理。

2011-05-23 23:04:19 | DIY
                    

 今日も朝早くから、札幌の自宅へ行ってきました。今月は何回、札幌へ行ったのか・・・5回ですね。来週にもう2回予定が入っているので、今月は7回になりそうです。

 前半は、不動産がらみでしたが、そちらが一段落したので、ようやく自宅の補修の開始になりました。今回は、ボイラーのパイプの亀裂の修理など、水周り関連をしてきました。ある程度材料も揃えて行ったので、手際よく進んで、危惧された補修の失敗(つなぎ目からの水漏れ)も無く、見事に通水してくれました。

 今回は銅管をロウ付けでつないでいったのですが、バーナーで銅管を暖める際に心配なのは、火事です。一応遮熱板でガードはしますが、火が遮熱板を回ることもあるので、ハラハラドキドキものです。いくらボロ家とはいえ、大切な我家、細心の注意をしながらの作業でした。そしてそういう難しい所は、得てして、火の回り方が悪くて、ロウがきれいに回らずに、通水すると、水が漏れるということが多いのです。

 ロウ付けの接続は、一度失敗すると、修正が難しく、又一からやり直しという事が、間々あります。そのことも今回は考慮して、新機構の接続金具も購入して、用意していきました。最近のプロの御用達なんだそうで、ただ金具に差し込むだけ、火を使うことも、パイプレンチを初めとする、レンチ類も必要とせず、ただ長さを合わせてパイプを切ったら、ただ差し込むだけでいいのです。ただ、金具の単価が、通常の銅管の継ぎ手の3倍くらいして、全部には使えません。今回は、最悪水漏れした場所が、火の使いづらそうな所の時の為に、2個用意していきました。2個で約2000円(少しおつり)。同じ用途の銅管の継ぎ手は250円。やはり約4倍でした。

 今回は暫くぶりのロウ付けにもかかわらず、自分ながら上手くいってくれて(内心は心配していたのですが)新機構の金具は、未開封のまま工具箱に収まりました。

 私は、僅かのお手伝いで、ロウ付けなどを教わりましたが、本職のプロの方たちは、元々は鉄管などをネジきり機で、ネジを切って、それも、ねじ山に細心の注意を払って、きつくも、甘くも無い、ピタリとしたネジを切ったものです。ロウ付けにしても、私などでは(私を比較者にするのが、そもそも可笑しいですが・・・)到底無理な場所も、毛細管現象を利用して、見事にきれいに均一に、無駄なく継いでいきました。

 そういうプロの技って、本とに有ると思うのですが、昨今は、何でも手軽に確実に、誰もが出来るように技術開発されています。今回の継ぎ手もそうですし、今の大工さんたちも、殆ど、ホゾなどの継ぎ手は使わず、金具の継ぎ手を使って・・・釘をブス!ブス!と打つそうで(これも玄翁ではなく、釘打ち機という機械でです)、計算されているのですから、強度は問題ないのでしょうが・・・なんかチト心配ですね。勿論、強度もですが、それ以上に、技術の継承に関してね。
                   

カラス蛇続報。

2011-05-22 23:32:24 | 生き物
                    
 
 先日山で見た蛇が「カラス蛇」なのかの確認に、「ググッてみたら」と、いつもお邪魔しているブログの北さんからコメントいただいて、ググッてみました。

 黒い蛇の写真が一杯公開されていて、先日見たのが確かに「カラス蛇」だった事が分りました。特徴も、私が見たのと、ピタリと当てはまっていました。北海道のカラス蛇は小さめのようで、暖かいとこのは、2メートル位あるものもいるそうです。

 てっきり毒蛇と思っていたら、「無毒」だそうで、安心したのもつかの間、動きがすばやく、攻撃的で、破傷風菌だかも持っているようで、もしかじられたら、すぐに水で洗い流さんと駄目らしく、やはり蛇はチト怖いですね。

 地上性とかで、樹上は移動しないと書いてありました。蛇を知らない人は分らんかもしれませんが、蛇は、林の中などでは、枝を伝って移動する事もあるようです(私は幸いそういうのを見たことは無いのですが・・・)。知人の奥さんは、春先竹の子を採りに行って(根曲がり竹です)竹の子を探して、腰を曲げて下を見て進んでいて、ふと上を見上げたら、蛇が竹の上からぶら下がってブラリン。「ギョエ~!!」と叫んで走って逃げたそうで、それ以後その奥さんは、竹の子採りには行かなくなったそうです。

 先日見たカラス蛇は、地上50センチくらいですが、笹の上に乗って移動していました。ああいうのは樹上とは言わんのかもしれません。春先は蛇を目撃する事が多いように思いますね。

 山で蛇を見たのは、今回で5回目くらいですが(意外に少ないんですよ)たぶん全て春先だと思います。

 行者ニンニクを探している時に、とぐろを巻いている青大将を、危うく踏みそうになったり、ワラビを探していたら、大きな石の上で、じっとこちらを睨みつけているマムシに会ったり(マムシは逃げないですね)、フキ採りの最中に動く物を見たら、青大将だったり・・・青大将は大きくて怖いですが、逃げてというか、自分から離れて行ってくれるので助かります。

 青大将は、私の定山渓の家の庭にも住んでいるようで、春先の草刈で、2度目撃していますし、脱け殻も2回見ました。住人の芸術家さんによると、玄関フードの天井に脱け殻が有った事もあるそうですし、日当たりのいい南側のベランダ下の砂利の上で、よくとぐろを巻いているとか・・・。

 これからが山菜の本番。蛇にはなるべく会わずに済みたいものです。明日は又札幌です。
                   

長門さんの訃報。

2011-05-21 22:44:39 | ふと、思ったこと
                    

 いや~、驚きましたね。長門博之さんが亡くなったそうです。77歳。先日亡くなった児玉清さんと同い年だったんですね。児玉さんの時も思ったことですが、長門さんもつい先日のドラマか、なにかに出演されていて、亡くなる事なんて、どう考えても想像できませんでした。いきなりですね~。存在感のある演技で、好きな役者さんだったので、残念です。

 段々昭和が遠くなる、というか、ま~それは当然なのですが、やはり一抹の淋しさを感じてしまいます。

 ここのとこ大滝秀治さんがドラマに続けて出ていました。あの方や、三国連太郎さん辺りが、年齢的には危ないのか・・・。

 ここのとこ、トイレでの読書の友は、徒然草なのですが、その中で、何度か書かれているのは、「無常」ということです。

 全ての物は常に動いていて、常に(いつも・いつまでも)同じ事はない。今日私を知っている人も、次の世代には、殆どいないであろう。更にその次の世代では・・・。何を残すのか、何が残り得るのか。

 中々深い話が多くて、考えさせられる事も多く、意味の理解に時間がかかったりで、中々ページは進みません。トイレの友には良いのですが、お尻には良くないような・・・。

 名優は、演技を残していきました。ご冥福をお祈りします。つい先日も書いたばかりですね。

 年寄りや、月を見るにもナムアミダ。 一茶

                    

桜見物。

2011-05-20 22:29:36 | ペット
                    

 延び延びになっていた桜見物を、ようやく出来ました。昨夜夜半からシトシトと、雨が落ちていたので、今日の花見は駄目かな~と、思っていましたが、今朝には雨も上がりました。曇天では有りますが、今日しか日にちが無いので、思い切って、聞いていた桜の公園に行ってきました。

 山の中腹に相当の数の桜が植えられています。残念ながら、盛りは過ぎて、葉桜に近づいていましたが、妻は暫くぶりの桜に、満足していました。カミン社の「犬めくり」というカレンダーに応募する写真を、随分撮っていましたが、曇天で空の色が悪く、桜も今一色あせていて、思ったような写真は撮れなかったようです。

 公園は、昔は遊園地だったと聞きましたが、現在はパークゴルフ場。桜の木々の間にコースが造られています。

 いつもお世話になっている札幌のサクランボ農家のお宅も、趣味が高じて、さくらんぼ園の中にパークゴルフ場を造ってしまいました。結構な人気で、常時近所の同好の方が来ています。ボールが木の幹を傷つけるので、幹にぐるりとカバーを巻きつけて、木を保護していました。公園はそのままでしたが、大丈夫なのか・・・、チト心配してしまいました。

 蒸気機関車が2両。D51とC61かな?ただ置いてあるだけですが、それだけでなぜか郷愁を感じるんですよね。年代が関係しているのかもしれません。
                    

 高校は汽車通学でした。たぶん我々の世代が、汽車に実際良く乗った、最後の世代かもしれません。未だに、電車に乗っても、「汽車に乗って」と言ってしまいます。30年以上前、東京で生活している時も、列車に乗ると「汽車に乗る」と言って、周りの人から笑われたものです。東京の人は、「山手線に乗って」とか「京急に乗って」とか、何々線というよう様に言いますよね。地下鉄も何々線が多すぎて、当時も覚え切れませんでしたが、最近は更に増えて、更に延長されたり、ドッキングしたり・・・ま~諦めの心境でしょうか。

 又も横にそれました。すみません。ここんとこ徹夜に近い仕事の連続で、新聞やテレビなどの報道に触れることも無く、ネットにも接続しなかったので、世の中の動きから少し取り残された感じでした。で、少し時間が出来て、ニュースを見て一番驚いたのは、児玉清さんの死亡でした。

 この前から、「アタック25」のファンの妻が「ここんとこ、児玉さんがテレビに出てこないよ」と心配していました。まさか!でしたね。つい何日か前まで、いつもの知的でダンディーな姿を見ていたので、実感が湧いてきませんでした。

 年齢的には(77歳ですか)、いつ何があっても、おかしくなかったんですね。書評家としても有名で、本好きとして、共感できる部分があって、英語の本も原書で読んでいたそうで、羨ましく思っていました。本当の勉強家という感じでした。ご冥福をお祈りします。