次の長編古典を何にしようかと考えていました。
フランス(ロマンロラン)、イギリス(サマーセット・モーム)と来たので、ロシア文学を選びました。
トルストイにするかドストエフスキーにするかずいぶん迷ったのですが、結局は「罪と罰」にしました。
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私はトルストイよりもドストエフスキーを好みます。
トルストイは全体を光で照らしているような文体、ドストエフスキーは強烈な光を一点に当て、陰影が浮き上がるような文体と感じます。そうは言ってもまだ未読の「戦争と平和」はどこかで挑戦しないといけないとは思っていますが。
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「罪と罰」も大学の教養時代に読みました(この頃はたくさんの本を大学生協で購入したので、店員にしっかり覚えられました。)。
最後は徹夜のようにして読了した覚えがあります。
そうやって本を開くと、389ページ目に栞紐がありました。
創作ノートをのぞくと全544ページですので、2段組156ページを一気に読んだのでしょうね。
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ジャンクリストフ→フィリップ→ラスコーリニコフの順に、しばらくお付き合いいただくことになります。
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