遊戯三昧

いかに人生を楽しんだかという進行形の記録です。

邂逅記念日

2013年02月17日 | 人物
昨日、25年ぶりに中学校の同級生に会った。
彼も自分のブログにその様子を書いている。
彼とは親友とも、いい意味での悪友とも言える仲であり、いろいろな体験を共有している。

25年ぶりというと平成になって初めてという計算になりその間のお互いの人生をどうしても振り返ってしまう。
私が好むお店はカウンター仕様が多いのだが、これは彼と若いころによく行った居酒屋のつくりがそうだったことに理由があるようだ。

いろいろ話を聞いていると、中学校の同級生が何人も亡くなっていることを知らされた。
我々には25年は通過点なのだが、永遠に時間が止まっている連中がいるということだ。懐かしさとともに寂寞の感も生まれた。

                      *

実は最近、妙に中学校や高校が懐かしく、インターネットでも時々検索していた。
思い出した名前をランダムに入れても、結構ヒットする。今回もFace bookをいろいろといじっているうちに彼の名前を見つけたのである。

私は決して自分の人生を後悔はしていないが、無限の可能性を秘めていたその時代と今の自分とを見比べて、小さくまとまってしまっているのは否めない。「肉体の超人」を目指して極真会館に入門したのもその頃だった。毎日腕立て伏せや腹筋運動に励み、千葉県海岸での10日間の合宿に参加したりもした。何とか3本指での逆立ちまではできるようになっていた。その頃が勉強にも運動にも恋愛にも一番「燃えていた」と思う。

                      *

25年という4分の1世紀を一つのスパンと考えると、「青春」を過ぎ、「変遷」を経て、今「安定」に入ってしまっているのではないだろうか。
それを決して良しとしたくはない。

toko
コメント
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