ラファエロ展に行ってきました。
日本初公開だそうです。
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ等々そうそうたる人間が同時期に活躍していたのですね。一時期ルネッサンスについて集中的に本を読んだことがあります。人間を描写するのに解剖学を学ぶということを不思議に思った記憶がありますが、構造を知ることが大切なのですね。「経験の弟子、レオナルド」と彼の手記の中に書かれていたのを覚えています。
*
「大公の聖母子」ですが、私が子供の頃に読みふけった「少年少女世界文学全集(確かこんな名前だった。全部で30巻くらいありました。)」の内の1冊の表紙になっていました。他にもルノアールとかドガなどの絵が表紙を飾っていたのを思い出します。結構場所を取ったと思うのですが、そのような良質な書物が小さいころから身近にあったということは本当に恵まれていたと思います。先日レミゼラブルの岩波文庫を読み、同じ挿絵がたくさんあったのを見つけて懐かしく思いました。
toko