こんにちは、横瀬です。
昨日は学生の春季大会でした。前日のレッスンの疲れもありましたが午前中から東区の福岡女子大学まで観戦に行ってきました。
春季大会は2年生以下の新人戦と2年生以上がエントリーできる団体戦と2つのセクションに分かれてます。
新人戦は平服(男子はベスト、女子はレオタード、スカート)で既定のベーシックを踊ります。種目はスタンダードはワルツ、タンゴでラテンはサンバ、ルンバでです。今年入部したばかりの1年生も出場してました。
新人戦を見て感じたのは、毎回同じことを書きますが、体幹がしっかりしてラインが崩れずきれいなカップルが上位に残ってました。体幹をしっかりするには、やはりシャドーでしっかり立てることと、広い練習場で大きく動くことが大事だと思います。特にリーダーはシャドウで立ててないとダメです。
スタンダードに関してはボディコンタクトで男子は左側が開きすぎ、女子は右側が開きすぎてる感じでした。それからタンゴのリンクのフットワークが悪く、男子の左足をヒールからでなくボールで踊ってる人が多々いました。女子はほとんどの人がリンクの右足のヒールを着けずに踊ってました。クローズドプロムナードの三歩目やバックコルテの三歩目等はボールのインサイドを使って踊ってる人がほとんどいません。私が学生の頃はもう何十年も昔ですが、先輩からフットワークには結構厳しく指導されたものです。学生は4年間しかありませんから、すぐにバリエーションに走ってしまいます。しかしもう少し上級生も指導をするならフットワークをはじめベーシックを見直すべきです。
団体戦も案の定、タンゴに関しては上級生でも大きく見せようとしてるのか?右のホールドがスイングダンス(ワルツ、スロー、クイックステップ)と同じように高くしてる人が多く、上下運動しすぎなカップルが多かったです。スローフォックストロットもフットワークが悪いです。全体的にスタンダードはムービングメインでフットワークやコネクションが二の次になってます。このブログを見てないでしょうが、OB・OG戦はプロが審査しますから、もう一度、上級生もベーシックを見直した方がいいと思います。