こんにちは、ひろみです。
社交ダンスを教えるのに、教室では色々な道具を使うことがありますが、鉄アレイをしまい忘れてフロアーにおいていると、生徒様が4kgの鉄アレイを両手で持っていました。
ライザップやテレビの影響からか、社交ダンスや競技ダンスを踊るには、ヨガやバレエ、スポーツジムに行って筋力トレーニングを最初にやった方が良いと思ってしまわれるのは、非常に残念です。
綺麗に、かっこよく踊りたい気持ちはわかりますが、社交ダンス用の筋肉は社交ダンスを踊ることでしかできません。水泳するのに最初は、やっぱり水に入ってみることから始めてみないと、いつまでたっても泳げないし、社交ダンスもおんなじで、ステップ覚えて、まずは相手と踊ってみないとね。
お相撲さんには、お相撲さんの体、ボクサーにはボクサーの体、テニス選手にはテニス選手の体と、そのスポーツに適した体というものがあって、その体は、そのスポーツの練習をすることで作られていきます。
決して、ジム通いが先ではありません。
ダンスにも色々な種類のダンスがありますが、バレエダンサー、エアロビクスダンサー、ジャズダンサー、ヒップホップダンサー、ベリーダンサー、フラメンコダンサーなど、雰囲気だけでなく体つきは違います。その踊りの特性によって、立ち方や姿勢、よく動かす筋肉の部位など変わってきますので、どれだけその踊りを踊ったかで体つきが変わってきます。
なので、厳密にいうと、スタンダード種目を主にやっている競技ダンサーと、ラテンアメリカン種目を主にやっている競技ダンサーとは、体つきも変わります。
とはいえ、やはりカッコイイ体には憧れますし、なんとか早く上達したいですよね。かくいう私も、現役時代には、社交ダンス以外のトレーニングもやっていました。
が、しかしです。
上達するには、できるだけダンスフロアーに立って、正しくダンスを習ってステップを覚えて練習し、踊ってください。
踊ることで技術を身につけると、自然とダンサーらしい体になっていきますので、その上で、足りないところを少し、強化や怪我防止する意味で、筋トレや、ストレッチなど取り入れると良いかと思います。
そして、上達したい旨を、習っているダンスの先生に伝えて、社交ダンス用、競技ダンス用のレッスンを受けていくと、自分の理想に幾らかは近づけるかと思います。
頑張りすぎて、怪我しないようにね。健闘を祈ります。
お陰様で20周年。ダンススクールライジングスター開設20周年記念晩餐舞踏会まであと41日です。