大同マルタ会

大同マルタ会の方々が自由にこのブログに集い、会員の思いや写真などを思い存分に披露できる開かれた広場にしたい。

大同マルタコレクションにみる1960年代京都の捺染産業

2013年04月25日 | お知らせ
4月14日行われた大同マルタ会総会で、吉岡悠さんが発表された、大同マルタコレクションの展示会が、松ヶ崎の京都工芸繊維大学で、開催されます。
 
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館のホームページに添付のような
案内が載りました。
 

京都工芸繊維大学美術工芸資料館

©Kyoto Institute of Technology
Museum and Archives

開催予定の展覧会|Exhibition Schedule

2013.5.27 - 2013.8.10

京都からアフリカへー大同マルタコレクションにみる1960年代京都の捺染産業

大同マルタ会が所蔵する「世界の民族衣装資料コレクション」は、 戦前からわが国の機械捺染業界を代表する大手企業であった「大同染工株式会社」(1942年7月設立、1975年5月「大同マルタ染工株式会社」に社名変更)が、 戦後、海外輸出用(主にアフリカへの輸出向け)に生産したプリント生地の意匠開発のために収集した民族衣装や生地資料の一部です。 2008年3月末で同社が染色加工事業を休止するにあたり、大同マルタ元社員で組織する「大同マルタ会」が、資料の一部を譲り受け保存しています。
1960年代の京都では、機械捺染の技術によりアフリカ向けの衣料が大量に生産されていましたが、そのことは現在ほとんど知られていません。 アフリカの民族衣装がじつは遠く離れた日本で生産されていたということ、京都という伝統産業の地でアフリカ向けの衣料が生産されていたということ。 このような伝統と現代、アフリカと京都という二つの意外な組み合わせがこのコレクションからみてとれます。
本企画展では、この大同マルタ会のコレクションを展示することで、京都の捺染産業の変遷のなかにアフリカの染織を位置づけ、 1960年代京都の捺染産業の足跡を確認したいと思います。あわせて、大同マルタコレクションのなかから、プリント見本として収集されたアフリカ、インド、インドネシア、中南米、フィジーなどの衣装や裂を地域別に展示し、各地域の染色技法を紹介します。

○開催期間
2013年5月27日(月)から2013年8月10日(土)まで

◎関連企画1

大同マルタ会会員によるトークショー
2013年8月10日(土)  11:00-
@京都工芸繊維大学美術工芸資料館1階ホール

◎関連企画2

ギャラリートーク
2013年8月10日(土)  14:00-
@京都工芸繊維大学美術工芸資料館1階

○企画
京都工芸繊維大学文化遺産教育研究センター
○共催
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
○協力
大同マルタ会

 
さすが大学は上手に紹介しています。大同マルタの名前も少しは上がるでしょう。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-04-28 08:54:29
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす(^▽^)/。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(。・・。)ポッ
返信する
これからも (ショウヤン)
2013-04-28 20:10:42
ようこそ大同マルタ会ブログへ。
これからもコメントなり投稿してくださいね。待ってます。
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