大同マルタ会

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アフリカを彩どったカンガ(中央公論)

2020年06月22日 | 文化

   アフリカを彩った日本製カンガ(中央公論)

 久しぶりに『大同コレクション』の話題を紹介します。今月発行された「中央公論-7月号」に、国立民族博物館の準教授鈴木英明先生が寄稿された『アフリカを彩った日本製カンガの旅』の中に大同が載っていました。

 「大同染工ノ20年」から大同の写真が 2枚掲載されています。カンガの紹介ではいつもすっかりおなじみの、塩田さんと並んだ大きいカンガロールの1枚と、もう1枚は、出来上がったカンガ・ワックスを女性たちの手作業でする仕立台の風景です。巻頭のカラー写真に大同染工製と記入されたカンガの写真もあります。

 本文の中身を一部転記します・・・関西には(カンガの)デザインをプリントする工場がいくつかあり、そのうちのひとつが京都の大同染工だった。最盛期の1960年代半ばにはカンガも含めアフリカ市場向けに月産200万メートルを製造。この頃が日本製カンガの全盛期で、現地消費量の90パーセントが日本製であった。・・・

 今も、アフリカの衣装について話が出る時、必ず大同染工の名前がでてきます。皆さんも気がつかれたら、ご一報下さい。

          東山十条90


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誇らしいですね (座敷童子(田中 頌))
2020-06-24 19:52:02
素晴らしい大同染工の歴史ですね嬉しいです。会社は無くなっても歴史は生きているのですね。
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本を買いました (座敷童子(田中 頌))
2020-06-26 15:26:57
早速通販で中央公論7月号を買いました。あの女性の写真もしっかり見ました。懐かしいですね。
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鈴木秀明先生 (東山十条90)
2020-06-28 15:06:59
中央公論に寄稿された鈴木英明先生は数年前、立命館大学であった全国の大学の若手先生方が集まったシンポジュームで、小生が「大同コレクション」の生地を拡げて説明した時参加されていた。日本製のアフリカンプリント非常に興味を持たれ、今回の執筆に大同の写真について上田先生にいろいろ問い合わせがあったそうです。とにかく大同が活躍していた「アフリカンプリント」の研究が今も続いていることがなにより嬉しい。
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